ダメケル

三十代フリーターの日記

最近の生活

月に一日くらい調子が良いなと感じる。ドキドキもビクビクもしないそんな一日。何もやることのないニートの調子なんてどうでもいいかもしれないけど、それでも良いほうが健やかに過ごせる。できれば毎日こんな感じにしたいが、どうにも気分が塞ぐ日もある。メンタルを安定させたい。

 

最近は映画ばかり見ていて、今年見た映画が五十本に達しそうだ。このペースなら年間で五百は見れそう。まぁ絶対にそんなに見ないけど。映画は楽しい。でも、見終わったあとは何も残らない。娯楽というのはほどほどだから良いものなのだろう。

 

一日が恐ろしいスピードで過ぎていく。もう二月も半分を過ぎてしまった。これからどうしよう。

 

今週観たもの 

パワーレンジャー(吹替版)

パワーレンジャー(吹替版)

 

 子どものときジュウレンジャーのロボットの玩具を持っていた。

  

 映像がカッコいい。

  

 面白い。やはり韓国映画はクオリティが高い。

  

トータル・リコール [DVD]

トータル・リコール [DVD]

 

 子どものころ一度見たけど、目玉が飛び出るシーンとか強烈に印象に残っていた。

 

カサブランカ (字幕版)
 

 「君の瞳に乾杯」って何回言うんだよ!

  

E.T. (字幕版)

E.T. (字幕版)

 

実はちゃんと見たことない名作。ETが案外キモかった。

 

じゃりン子チエ 劇場版

じゃりン子チエ 劇場版

 

子どものときTV版を見ていた。そのときはつまらないアニメだと思ってたけど、今見ると本当に楽しい。チエの明るさやテツのだめ人間感に心が救われる。監督が高畑勲なのがびっくり。

 

ノック、ノック(字幕版)

ノック、ノック(字幕版)

 

 ドM歓喜な映画。キアヌの役者としての幅には驚かされるばかり。

  

 難しい。よく分からなかった。

 

 面白い。結婚なんて一生しないだろうけど。

最近の生活

所用で京都に行く。烏丸通りを歩いていると、大きな箱を抱えた爽やかな青年に声を掛けられる。どうやら果物を売りたいらしい。「すいません、急いでますので」と言って横を通り抜ける。青年はそれ以上は追ってこなかった。


以前も同じような場所で変なババァに「電車賃ないので貸してくれませんか?」と言われたり、外国人女性に「恵まれない子どもたちのために募金を!許可証あります」と言われたりしたことがある。都会ではよくあることなのだろうか。それとも自分が気が弱そうに見えるから声をかけやすいからだろうか。


ただ、僕は気が弱い以上にケチなのでお金は一銭も払うことはないだろう。

 

今週観たもの

王立宇宙軍 オネアミスの翼

王立宇宙軍 オネアミスの翼

 

十代のときに見て以来の視聴。薄ぼんやりした記憶では、ダメ集団が一念発起してロケットを飛ばし偉そうにしている人間に一泡吹かせるという内容だと思っていた。実際はまったく違った。正直、こんなに重かったけと感じた。


世界観の作り込みが半端じゃなく、また作画技術もすごい。見返してネットを調べていたら、スタッフがほぼ二十代という事実を知ってさらに衝撃を受ける。


主人公が宗教的に感化されていくのが八十年代末期なんだろうなと思った。

最近の生活

Youtubeで懐かしのアニメOPを見ていたら、攻殻機動隊STANDALONEが流れてきた。学生の頃にハマったなと思い出して急に本編が見たくなる。Netflixで全話配信しているので加入する。一番安いプランの800円。


学生の時は笑い男カッコええ!!と思っていたけど、今見ると彼の青臭さが目立った。名前も「アオイ」だし。いまは荒巻のような組織の中で自分の正義を全うしようとする人物がカッコよく見えてしまう。どのお話も密度が濃いので面白かった。

 

もう二月だ。最近時間が経つのが早すぎる。

 

今週観たもの

俺たちのキアヌ!かっこいい!

 

パパ VS 新しいパパ (吹替版)

パパ VS 新しいパパ (吹替版)

 

すごく笑えた。

 

ネットではDQNとか言われて馬鹿にされてるけど、何かに打ち込んでいる人はかっこいいなと思った。

 

主役の女優さんがスタイル良すぎてビビった。

 

ホステル2 [DVD]

ホステル2 [DVD]

 

前作に比べると残酷描写はやや抑えられてる。でも最後の展開はわりと好き。

 

大人になったせいだろうかフェリスがそんな良いヤツに見えなかった。

 

鉄男 ニューHDマスター
 

な、なんぞこれ。

 

実在した武器を持たずに戦場を大勢の兵士の命を救った衛生兵の物語。とにかく凄まじい映画だった。戦場シーンの迫力や残酷性もさることながら、前半の描き込みもしっかりしている。


本編とはまったく関係ないけど、この作品の前に「神は死んだのか」という映画を見た。大学の哲学の講義で無神論者の教授とクリスチャンの学生が討論するという内容。自分にはあんまり合わないと思ったので飛ばし飛ばしに見てしまう。「神は死んだのか」と「ハクソー・リッジ」とは両方ともキリスト教を題材にしている。大きな違いは前者は「神がいるかいないのか」という抽象的な議論に終始しているのに対して、後者は「過酷な現実の中でどう信仰するべきか」という具体的な話をしている。二作品は偶然連続した見ただけなので、個人的な見立てに過ぎないけど、宗教に対してのモヤモヤがちょっと晴れた気がした。神様の存在ではなく、実社会でどう生きるべきかが大事なのだろう。

 

日本の女性アイドルに関するドキュメンタリー。柊木りおというソロアイドルを中心に据えて、他のアイドルの握手会や総選挙、ジュニアアイドルなどの取材がまとめられている。


所々、評論家の話が入るんだけど、「あぁなるほどなー」と思ったり、「余計なお世話だバカヤロウ」って感じだった。「こういう社会がある」「こういう人々の意識がある」っていうのと「社会とはこうあるべき、人々はこうあるべき」というのはまったく別物で一緒にするとウザくなる。

 

アイドルと疑似恋愛とか性的に消費する人たちって一定数いるんだけど、昨今のアイドルのあり方ってスポーツチームを応援する感覚に近いんじゃないかなと思っている。


アイドルファンの人々がめちゃくちゃいい顔をしているのが印象的だった。とくに柊木りおがトップオタみたいな人が自転車に油を差すシーンで「楽しい」みたいなことを心の底から言ってるのにホロリときてしまった。

 

 

一月だけで映画を三十本も観てしまった。

最近の生活

登録していたKindleUnlimited3ヶ月99円キャンペーンが今週終了した。継続課金できる余裕はないのでしっかりと解除。電子書籍に対する苦手感がすっかりとなくなった。いまはKindle青空文庫を読んでいる。文学名作が引きこもってタダで読めるなんて凄い時代だ。

 

年々、寒さに弱くなっている。手足の冷えなんておばさんのものだろうと思ってたけど、だんだんと自分もなっている。肌も乾燥するし、気分は沈むし、冬は何一つ良いことがない。

 

一日を振り返り三つの良いことを思い出す。自己啓発本でよく見かけることだが、最近やっている。本当は書き出すのが良いらしいんだけど、夜に独り言として思い出している。代わり映えのない毎日だけど、意識して辿れば何か見つかる。天気が良かったとか朝起きれたでも良い。とにかく三つ引き出してくる。本当にこのままだと一生ネガティブで社会を恨んでそうなので、少しでも性格を変えたい。

 

今週観たもの、読んだもの

痴人の愛

痴人の愛

 

結婚ではない男女の関係というのは非常に現代的だなと思いながらも、アラサー男と十代の女の子って今なら犯罪だよなと思った。「パパさん」「ベビちゃん」などの呼び方、お馬さんごっこなど数々のプレイは読んでいて楽しい。

 

面接は緊張するから嫌だ、知らない駅は怖いから嫌だという北海道のミュージシャンKAZUYA。ダメ人間なんだけどついつい見てしまう魅力がある。最後ボートをこぎながらアルバムの売上枚数を発表するのだが、売れなさすぎて笑っていて、なんでかこっちまで笑えてくる。

 

 面白かった!上がる!

 

フライボーイズ(字幕版)

フライボーイズ(字幕版)

 

 良作。でも「紅の豚」のほうが飛行機カッコよかったなーと思ってたら、最後はまさかの展開。拳銃は当たるのか。

最近の生活

昨年やったAmazonのAudible体験キャンペーンのポイント3000円分が振り込まれた。日用品とKindle本に使う。試しにAmazonパントリーを使ってみた。まとめ買いにはちょうどいい。

 

酒を飲む習慣が戻ってきた。ストロング系は悪酔いするので、発泡酒のロング缶を飲んでいる。ほどほどに酔えてコスパが良い。正直、ビールと発泡酒の味の違いがよくわからん。

 

30分間の読書はストレス軽減に良いと聞いた。自分はわりと本を読む方だけど、細切れに読んでいる。よほど面白くないと30分フルで読むことはない。ただ意識的に時間を計ると意外とできる。一つのことに集中するのは新鮮だった。ネットだと色々なサイトにアクセスして、楽しいが結果何も残らないことが多い。ちなみにニュースを読むのはストレスになるらしい。

 

色々なニート、無職ブログを読んでいるけど、みなさん他人が読むことを意識して文章を書かれているなと思った。自分は完全に内向きなことや生活メモみたいな感じでしか書いてない。それが読ませる文章になる人もいるが自分には無理だろう。

 

今週観たもの、読んだもの 

リベンジ・マッチ(吹替版)

リベンジ・マッチ(吹替版)

 

一つ一つは豪華な食材でも、まとまるとなんだか美味しくないと感じる映画。

 

インターステラー(吹替版)

インターステラー(吹替版)

 

長いけど飽きることなく楽しめた。

 

年を取ると角張った喋り方になるのかな。なかなか面白かった。埋蔵金が出るかどうかよりも、周りに群がる人が面白い。奇っ怪な理論で埋まっている場所を言い当てる爺やお告げや霊能力で当てる婆がいる。

 

じつは見てません名作の一つ。舞台となる街が良かった。映画が文化の中心だった時代が羨ましい。ただ、良い音楽も繰り返し使われるとくどくなる。

 

スプリット (字幕版)

スプリット (字幕版)

 

精神障害が進化の一つであるという考え方は新鮮だった。シャマラン作品初めてみたけど面白い。

 

しょぼい起業で生きていく

しょぼい起業で生きていく

 

無料公開されているので読んでみた。「生活を資本して、利益を上げる」「店は常にあけておく。人とのつながりをつくる」など、小さく立ち上げて小さく回すやり方が具体的に書かれている。

 

人間の大地 (光文社古典新訳文庫)

人間の大地 (光文社古典新訳文庫)

 

 宮崎駿が影響を受けた一冊らしい。凄まじい文章と視点。定期的に読み返したくなる。

職業というものの尊さは、何よりもまず、人と人を結びつけることにある。この世に本当の贅沢は一つしかない。人間の関係という贅沢がそれだ。

 自分は他人を恐怖として感じてしまうことがあるから、贅沢は味わえないだろうな。

最近の生活

クロノトリガーをクリアした。途中から攻略サイトを見るようにした。そしたら一気に作業感が出てきて、早く終わらせたい一心になってしまった。かといって何の情報もなしだとイライラしてしまう。スマホの狭い画面だとどうしても操作ミスが多くなるのでそれもストレスの原因だった。自分はゲームには向かないな。マルチエンディングだけど一回世界を救ったら充分でしょう。


スーパーで買い物をしていたら、近くで品出しをしている男性店員がボソボソと何かを言っているように聞こえた。いらっしゃいませというには小声すぎるから、インカムか何かでやり取りしているのかなと思ったけど、耳には何もつけていなかった。独り言かもしれないが、あれこれって幻聴かもって怖くなった。一旦そうなると聞こえてくる声や会話が全部そう思えてくるようになってくる。まぁ、気にしすぎだと思うけど。

 

年明けてから朝起きづらくなった。

 

今週観たもの、読んだもの 

オウムを生きて

オウムを生きて

 

教団の中にいても批判的に見ていた信者がいたのが意外だった。

 

蔵書の苦しみ (知恵の森文庫 t お 10-3)

蔵書の苦しみ (知恵の森文庫 t お 10-3)

 

本は好きだけど、収集癖はまったくないので、なんだか苦労してはるなぁと思った。戦時中の蔵書家の話が興味深い。空襲で本を焼けても次の日からまた本を集めようとする意思がすごい。

 

洋食や たいめいけん よもやま噺 (角川ソフィア文庫)

洋食や たいめいけん よもやま噺 (角川ソフィア文庫)

 

戦前の東京文化の話が興味深い。そういえば洋食屋って行ったこと無いかも。

 

悪いヤツだけど、この人がいなかったらマクドナルトは食べられてないよな。

 

 話としては、父と息子、新兵モノ、怪獣進撃といろいろと盛りだくさんなんだけど、そ各自の要素が邪魔しあっているような感じがした。そのせいか映像の上がりポイントで乗り切れなかった。

 

レディ・プレイヤー1(吹替版)
 

まさしく見たことのない映像だった。権利、CGと莫大なお金が掛かっているんだろう。

 

アジョシ(吹替版)

アジョシ(吹替版)

 

ウォンビンが凄い。かっこよくて、演技も良くて、アクションもヤバイとかなんだ。

最近の生活

 先日、買い物をしているとレジでおばさんがクレームをつけていた。割引が出来てなかったらしくグチグチと小言を言っていた。普通に言えばいいのに何をそんなに怒ってるんだろうと思いながらも、無関係なのはずなのに気分が悪くなる。接客業のバイトをしていたときの嫌な記憶がどんどん頭をよぎる。こういうのは一度始まるとコントロールができない。耳元で爆発音がしてキーンとなっているみたいにしばらくは続く。ああ、嫌なものを見た。

 

 僕はニートのくせにあまりゲームをしない。たまにスマホで昔のスーファミ作品なんかをダウンロードしてポチポチやる程度。クロノトリガーが600円だったので落としてみた。たしかソフトも持っていたはず。途中で飽きてクリアしなかったけど。久しぶりのゲームは、なんというかすごい。例えばどんなに面白い映画でも三時間続けば「長い」と思ってしまうが、ゲームだと一瞬で過ぎ去ってしまう。かといって手元には何も残らない。じゃあいまの自分がどれだけ生産的なことをやっているかと言われると、何もやってない。

 

 抽象的なことを考えるのが好きだけど、あまりそればかりになるとバランスが悪くなる。具体性、つまりはアウトプットや行動の両輪でいかないといけない。意識はしてるんだけど難しい。

 

 大人になると褒められる経験が少なくなる。褒められてもそれは社会的な人格であり、その人自身ではない。また、子どものうちに褒められてないと、褒めることを受け取る筋力が育たない。結果、褒められても疑り深くなる。自己肯定感が育たない。これを改善するには小さいことでも自分で自分を褒めるしかない。

 

今週観たもの、読んだもの

八つ墓村

八つ墓村

 

日本的な束縛からの開放みたいな?山崎努の殺人シーンが凄まじい。子どものときに見たらトラウマになりそう。

 

タイトルやパッケージから想像した内容とはまったく違っていた。陰惨な暴力で映画が進んでいくと思いきや、ところどころでシュールな笑いが。スキー場で遊ぶギャングたちがたけし映画っぽい。

 

ラスト・デイズ [DVD]

ラスト・デイズ [DVD]

 

工夫して作ってる感が良かった。でも、あの病気は根性で克服できるのか。

 

最初は誰の何の話か掴みづらくてよく分からなかったけど、だんだんと面白くなっていく。新聞というメディアのカッコよさみたいなのが新鮮だった。国家は誰のものかという話が興味深い。日本ではマスゴミとか言われてるけど、権力を監視するっていうのは大事なことだと感じた。

 

六十年代のロンドンのギャング映画。世界観が好きだけど、お話の推進力が弱かったかな。あとで調べたら実話ベースの映画だった。トム・ハーディーのスーツ姿がセクシーである。

 

泥沼スクリーン これまで観てきた映画のこと

泥沼スクリーン これまで観てきた映画のこと

 

春日太一ダンディーな人だと思っていたが、実際はこんなにルサンチマンを溜め込んでいたのが意外。載っている映画の大半がぶっ飛んでいる。やっぱり都会には名画座があって良いな。映画好きだけど、ここまでのめり込めない。

 

 

読書という荒野 (NewsPicks Book)

読書という荒野 (NewsPicks Book)

 

去年、この人がツイッターで「成功してない人は圧倒的努力が足りない」みたいなこと言っていて、それにひろゆきが噛み付いていた。あぁ、努力教のオジサンかと思い、苦手な人だなと思いつつ、そんな人の考えていることを知れるのが読書のいいところでもある。

 

学生運動、バブルと通っている人だからか、情熱がすごい。暇つぶしで本を読む僕とは正反対の読書をしている。

 

 

いわゆるなろう系の本。各章は短くて読みやすいが、ジャンルのお約束ごとみたいなのを知らないので理解し辛い部分があった。

あけましておめでとうございます

年が変わっただけで、人間が変わったわけではない。だから、怠惰な人間が真人間になるわけじゃないんだけど、それでも新年ということで何か出来るんじゃないかという錯覚をしてしまう。

 

年末に飲み会に参加した。他人と会話するのは本当に久しぶりだった。なんというか呼吸が合わせられない感じがした。言葉がスッとでてこない。みんな働いているのに俺ときたらという自己卑下の感情も酷くなる。翌日、喉が筋肉痛に。タバコが多いところだったせいかもしれないが。

 

とりあえず今年の目標を立てる。

 

◯お金を稼ぐ

仕事探さなきゃ。働きたくないけど。

 

◯人と会う

去年はまったく人と会わなかった。ずっと一人だと良くない。なるべく外に出て、色々な人と関わっていきたい。

 

◯楽しむ

ずっと罪の意識がある。僕みたいな人間が人生を楽しんじゃいけないと苛まれている。でも、このままずっとそんなのは嫌なので、楽しむことを意識したい。

 

 

ブログは週末更新でぼちぼちと続けていけると思う。今年はどうなるかわからない。死んじゃうかもしれない。なんとか生き抜けたらな。