ダメケル

三十代フリーターの日記

最近の生活

 長年ニートをやっていると怠惰が骨の心まで染み付いてしまう。なにをやっても面倒くさいのだ。身体を動かすのが面倒くさい。頭を使うのが面倒くさい。しまいには指先を動かすのすら面倒くさくなってくる。

 

 このままだとやばいと思って、最近は筋トレやジョギングをやっているが、寒いので長続きしない。一旦動き出せばそこそこできるのに、エンジンが掛かるまでが大変なのだ。

 やる気は動くことで分泌されるというのはよく聞く話。分かっちゃいるけど、その通りに動けないのが人間である。

 ちょっとずつ色々とやっていって、面倒くさい病を治していきたいと思う。

「まだ結婚できない男」の最終回を見て思ったこと

 前作「結婚できない男」ファンとしては、今回の「まだ結婚できない男」は色々とモヤモヤが残る作品だった。もちろん桑野がもう一度見られるのは嬉しいし、彼の行動にはニヤニヤしてしまうんだけど、あとひと押しなにかが欲しかった。というわけで、個人的にココが足りてないなと思うことを書いていく。

 

・桑野の一人飯シーンがない!

 前作では毎回桑野の一人飯シーンがあった。一人焼肉、一人手巻き寿司、一人チーズフォンデュなどなど。Youtubeには一人飯シーンだけを集めた動画が上がっているほど。ところが、今作ではその飯シーンがほとんどなかった。これはたぶん十年前ならばドラマの中で一人飯が珍しかったのだが、現在はもはや当たり前というか「孤独のグルメ」などの一人飯ドラマがヒットしているので、あえて外したのではないかと思う。

 ただ食事シーンはそのキャラクターの実在感に大きく影響するし、桑野扮する阿部寛が美味いモノを食べたときの「むーん」「うーん」という唸り演技が見れないのは寂しい。

 

・早坂先生は!?

 前作の最大の盛り上がりは、偏屈な桑野が女医の早坂と結ばれるかどうか、だった。最終回でかたくなに他人を家に入れたがらない桑野が早坂を誘う場面で彼が人間的な成長したんだと温かい気持ちになった。しかし、今作では早坂とは別れたという設定になっている。おまけにどうして別れた理由がはっきりと示されない。

 そのため今作の弁護士の吉山やカフェ店長の田中と付き合うことになってもまたダメになるんじゃないかと変に勘ぐってしまうようになる。

 例えば、早坂が医学の勉強のために海外に行くことになって、桑野はそれを引き止めることができず、遠距離恋愛が続かなかったみたいなことがあれば、今作の最後で吉山を引き止めるシーンに深みが出るように思うんだけど(完全に個人の妄想です)

 

 

結婚できない男」の魅力って桑野の日常にある小さいことの積み重ねにあるような気がする。コンビニやレンタルショップ、同業者金田のブログといった小ネタの面白さをベースに桑野と女性との恋愛シーンが成り立っていた。「まだ結婚できない男」は登場人物が増えた分、桑野の日常描写が減ってしまった。おまけに急展開の脚本のせいで恋愛シーンも薄っぺらいモノになったと思う。

 次はないだろうと思うけど、英治がイクメンパパになってその影響で桑野も子煩悩に目覚めるがどう接していいか分からないみたいなお話をちょっと想像してしまった。

 

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最近の生活

このところ毛布に包まりながら寝っ転がるという怠惰極まりない姿勢でパソコンやスマホをイジってるんだけど、もたれているクッションの位置を治そうと寝たまま身体を動かしたら、首筋がグキッとなった。寒さで筋肉が固まっていたのか、けっこう痛い。起きたまま寝違えたようだ。

 

ここ最近は所要で京都に何度も足を運んだ。人混みを歩くと帰宅してから頭痛がするんだけど、短い間に何度も外出しているとだいぶマシになった。街にはもうすっかりとクリスマス溢れていて、なんだか気持ちが上がってくる。いや別に何もないし、懐も侘しいんだけど、浮ついた空気を感じるのは好きなのだ。

 

去年のブログを読み返してみると、かなり体調が悪かったようだ。メンタルの状態も良くない。まぁ、いまも似たような感じだけど去年よりはだいぶ安定していると思う。
文章として残しておくと後で読んだときに「あぁ、あのときしんどかったな」と分かって、幾分気分が楽になる。サボリ気味だったブログだけど、こういう効果があるなら定期的に書いてくべきなのかもしれない。

最近の生活

前回から一ヶ月も空いてしまった。最初は毎日書いていたのに、いつの間にか一週間ごとになって、いまや一ヶ月単位になってしまった。ずっと引きこもっているから書くことがないんだよね。

 

と言いつつ、先日は所要で京都へ。相変わらず人が多い。とくに外国人。あちこちから中国語、韓国語、英語、フランス語と聞こえてくる。まるで日本じゃないみたいに思えてくる。帰宅後、人混みに疲れたのか頭痛。

 

読んだ本を記録してるんだけど、見返して今年はまだ一回も図書館に行ってないことに気がついた。図書館といえば無料で時間を潰せる無職御用達スポットだ。ただ、今年はKindle Unlimitedが色々なキャンペーンのおかげで数百円で半年くらい使えたので、図書館に行く必要がなかったのだ。今年も百冊くらい本を読んだ。でも、買ったのは五冊。それも全部売っぱらっている。

最近の生活

まったくブログを更新してないのに、なぜか2日連続でアクセス数が伸びていた。まぁ結局元に戻ったんだけど。

 

最近ロシア文学にハマりつつある。ドストエフスキートルストイチェーホフとそれぞれ一作品ずつ読んだ。海外文学ってたまに背伸びして読むんだけど、いつも挫折して最後まで読みきれなかった。でも、ロシア文学はなんかスルスルと読んでしまう。ただ「罪と罰」や「戦争と平和」あたりの長編にはまだ手を出してない。このラインを読めたら本当にどっぷりハマれると思う。

 

とくに最近は何もしてない。時間が止まっているような気がするんだけど、時間は流れてるんだよな。もう10月が終わる。そしたら今年はあと2ヶ月だ。うんざりする。

ジョーカー

数日前に「ジョーカー」を見てきた。平日昼間、映画館の客席は三分の一くらい埋まっていた。客層は男性の一人客が多かった。

 

以前にストーリーを予想したんだけど、まったく違うお話だった。なんというかもっと救いがなくて悲惨。

 

あんまり考えがまとまらないので、箇条書きで思ったことを書いていく。ネタバレしていくので未見の人は注意。

 


『ジョーカー』心優しき男がなぜ悪のカリスマへ変貌したのか!? 衝撃の予告編解禁

 

踊りながら階段を降りていくシーン。もしかしたらアーサーが人生で初めて感じた多幸感じゃないかと思うと切なくて泣けてくる。しかもそれが薬を抜いたことで得られたと思うと余計に辛い。

 

コメディアンを目指すアーサーだが、たぶん普通の仕事ができないんだろう。能力的にはできるけど、面接のときに緊張して笑ってしまうから不採用になる。

 

キングオブコメディ」や「タクシードライバー」ではメチャクチャな方法ながら現実の女性にアプローチするけど、「ジョーカー」では脳内で完結しているので、余計にこじらせている感がある。

 

刑事の前で小馬鹿にしたようなダンスをするジョーカーを見て「うわぁ、ジョーカーだぁ」とテンションが上がった。その前のシーンで事件のことを疑われて動揺しているのかドアに激突するアーサーと対比してみると面白い。

 

アーサーの笑うポイントがズレているシーンが見ていて辛かった。小児科に拳銃を持ち込むのも、本気で小道具として使おうと考えていたのかもしれない。たぶんこれまで集団生活に馴染めなかったせいで、そのへんの常識が分からないんだと思う。しかも、その原因である発作的な笑いが虐待によるものだったとすると、そりゃジョーカーになるわな。

 

アメリカでは上映中にヤバい奴がいて観客が自主避難したらしいけど、たしかにこれを見て一線を越えちゃう人はいてもおかしくない。

最近の生活

Evernoteで書いている日記のデータを間違って消してしまった。一年ごとにバックアップしているけど、今年の分はまだやってない。九ヶ月分がパーになった。もともとニートを始めたときに生産的なことをやりたいと思って始めた日記だけど、最近は睡眠時間くらいしか書くことがなくて、完全に惰性で続けていた。このタイミングが辞め時かもしれない。生活メモならこのブログがあるし。

 

新しくiphoneを買い替えた。アップルストアで購入。一括では購入できないのでローンを組んだ。ニートで審査が通るかと不安だった。朝方申し込んで、昼前には契約完了のメールが送られてきた。恐ろしいほどあっさりと通った。これから月々三千円払っていくことになる。まぁ、なんとかなる金額だ。

 

今日、新しいiphoneの設定をした。なぜかVoiceOver機能がオンの状態で立ち上がって、めちゃくちゃ操作しづらかった。どうやってもオフに出来ずストレスが溜まった。さらに使っているmineoのsimが対応してないというトラブルに遭遇。自分のリサーチ不足が原因だ。これまで使っていたのは「nanosim」は新しいiphoneでは読み取らず、「VoLTEsim」に変える必要があるらしい。というわけでmineoで新しいsimカードを申し込む。手数料が手痛い出費に。とりあえずsimが届くまで新しいiphoneはsimなしで使っていくことに。

友達が少ない

ニート生活が長引くと人間関係は閉じていく一方だ。とくに地方在住はこの傾向が強い。現在、僕が連絡を取れる友達は2人。

 

昔、趣味関係で仲が良かった人たちが十数人いた。いまもSNSで繋がっているが、直接会うことはここ数年していない。

 

2人の友達は数ヶ月に一回くらいのペースでご飯を食べたりする。そのとき思うのは、自分がちゃんと人間として振る舞えているかということだ。

 

変なことを言って気分を害さないだろうか、ヘタなことして恥をかかないだろうか、みたいなことが頭の片隅で踊っている。もちろん友達といるのは楽しいけど、どこか負い目みたいなものを感じてしまう。

 

結局、それが億劫になってしまって、人付き合いがどんどん疎遠になっていくんだろうな。一旦これが0になったら、戻すのは大変そうだ。