Noteでphaさんのマガジンを購入。五百円。
淡々とした文章が良い。phaさんがとても働いている様子。売れっ子の作家みたいな生活をしている。とはいえ、だるいところも健在で、内向的で味のある言葉が綴られいる。あとシェアハウスの面々の話も出てきて、読み応えがある。
それにしてもphaさんは今後どんな本を書くのだろうか。個人的にはニートの食生活についての本が読んでみたい。前作の「ひきこもらない」でも牛丼やファミレスの話が出てきたけど、もっと色々な方向から書いて欲しい。他のチェーン店、飲酒、お菓子、自炊について知りたい。
前々から思ってたけど、phaさんは鷲崎健さんに似ている。眼鏡と顎髭が同じだけなんだけど、なにか通じるものがある。人間的にはまったく違うところにいる二人でも、普通の社会からは逸脱しているのは同じだ。
鷲崎さんは三十歳くらいまでコンビニでフリーターをしていて、たまたま入ったアニラジ業界でメキメキと頭角を現して、いまやミュージシャンや司会業をこなすマルチタレントになっている。phaさんの人生も凄いと思うけど、鷲崎さんの人生も相当に変わっている。