ダメケル

三十歳ニートの日記

水木しげるの本を色々と読んだ。

水木しげるとその兄弟や奥さん、娘さんとの話をまとめた一冊。タイトルにある通りに食べ物の話題が中心。水木しげるの食に対しての執念は凄いものがある。全方位型のグルメというか、高級なものではなく、庶民的な食べ物を喰らいまくる。アンパン、バナナ(腐りかけ)、ガリガリ君、ホットケーキなどなど。

 
この本は構成がちょっとおかしい。同じ話がやたらと繰り返されるし、どういう対話なのかいまいち分からない。内容が上手く整理されてないような気がする。
 
水木しげるといえば、ネットでは睡眠に関する漫画が有名。手塚、石ノ森は徹夜ばかりしていたから短命で、自分はしっかり寝たから長生きできたというもの。一昨年に亡くなったけど、転んで頭を打ったのが原因で事故みたいなものだから、本当はもっと長生きしたんじゃないだろうか。
 
「好きなことだけをやりなさい。好きなことは一生懸命やりなさい」という言葉が出てきて、わりと今っぽいことを言う人だなと思った。ただ、「ムリに成功を目指さなくていい」「自分が無能街道を歩いていることを知らない人が多い」とも言っていて、要は身の丈で生きろということではないだろうか。
 
しかし、若い頃の水木しげるは随分と葛藤があったようで、それに関する本が面白い。

 徴兵される前の水木しげるの手記や日記がまとめられている。「自殺しても土が喜ばぬ」と書き、徹底的に生死に向き合おうとする。戦場という場所を見据えて、読書に耽る様子が凄まじい。

 
奥さんからの視点の本も良い。一昔前にドラマになったのかな。
ゲゲゲの女房

ゲゲゲの女房

 

 水木夫婦は見合い結婚らしいんだけど、出会いから結婚までの期間が短い。貧乏生活を続け、だんだんと成功していく過程が良かった。

 
水木しげるの本は色々と読んでるけど、漫画はまだ読んだことがない。色々とありすぎてどれから手を付けていいか分からない。戦争に関するものはハードそうなので読むとけっこうメンタルをヤラれそうな気がする。