ダメケル

三十代フリーターの日記

面倒くさいに勝つ

人は変化を嫌う生き物らしい。この四年間の無職生活が何をするにも面倒くさいという気持ちが出てくるようになった。求人を探すのはもちろんときには外に出ることすらうんざりするようになった。もともとこういう性格だったんだけど、何か圧力があればしゃーなしに動いていた。でも、ニートになのでその圧力はない。だからずっと怠惰でいれる。

 

心がずんと重くなって、背中に何かを背負ったような気分になる。なんとかしてこの面倒くさいに勝ちたい。とにかく一歩動き出せば進めることができるんだけど、その一歩が難しい。車と同じで動き出すのに一番エネルギーを使う。とにかく何も考えず行動を起こすのが必要なんだろう。

 

昨日は久しぶりに働いたよ。知り合いの紹介なんだけど、主に肉体労働だったね。こういうのはたまにならいいと思った。慣れてないことをしたせいか背中に疲れが溜まった。たぶん働くこと自体はそんなに嫌いじゃないと思う。何が嫌かってイレギュラーの対応な気がする。例えばレジ打ちの仕事ならば面倒くさい客とか事務ならば他人のミスとか。そういうのに臨機応変に対応するのがヘタだ。でも、完全に同じことを繰り返す仕事なんてそうそうないんだろうね。経験を積んでイレギュラーでさえ許容範囲にしていかないといけないんだろう。