ダメケル

三十代フリーターの日記

見よ

phaさんのnoteが11月も続くらしく、即購入した。三ヶ月続いている。一ヶ月500円なので、1500円。普通に本一冊くらいの値段だ。お布施的な意味合いあるけど、読んでいてほっこりするから好きだ。

 

このごろ感情を自覚すること意識している。イライラしてるなと思ったら、「自分はいまイライラしている」、ムカっときたなと思ったら「自分はいまムカッとしている」と頭の中で考えるようになった。こうすると落ち着くというわけではないが、必要以上に感情に振り回されない気がする。客観的に自分を見ることは、気持ちの波をせき止める防波堤のような役割を果たしているのだと思う。もっとも本当に駄目なときは大波がくるのであまり意味はないんだけど。

 

これはたぶんブログを習慣的に書くようになった成果だと考えている。文章を書く行為は多少なりとも客観的に自分を見る行為であり、表現や構成を考えることで一歩引いた視点を学ぶことができる。最近ではなにかあったとき、なにかを思いついたときに、これブログに書いたらこういう順番でこういう内容になるなと頭を整理できるようになった。

 

ネガティブな感情だけでなく、ポジティブな感情も自覚したい。だいたいぼくは無表情だと言われるし、感情を表に出すことがあまりない。でも、人間なので嬉しい、楽しいと感じる。じゃあなんでそれを表現しないのかというと、自分のような人間がそんなことをして周りにキモく思われないだろうかと感じているからである。別に他人はそんなこと気にしないと頭で分かっていても、心にこびりついたこの考えはなかなか拭い去ることができない。

 

アメトークでたんぽぽの白鳥という女芸人が学生時代のエピソードを話していた。彼女は地味でスクールカーストの下の人間なのだが、修学旅行のバスの中で「いえーい」とはしゃぐと「うわ、あいつだっさ」「白鳥のくせに」と馬鹿にされたらしい。番組上では笑える話となっていたが、けっこう残酷だなと思った。僕も同じようにスクールカースト底辺人間だったので気持ちはよく分かる。まぁ、いつまでも学校のこと引きずってんだよと思うことはあるけど。

 

幸せそうな人間って「嬉しい」「楽しい」をちゃんと表に出すんだよね。たぶんそしたら幸福が倍々になるようなきがする。ほとんど無意識に行われる行為だから、意識的にやろうとするとけっこう大変だ。なんとか少しでもやっていきたい。

 

処女芸人

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