ダメケル

三十代ニートの日記

コビニエンス

村田沙耶香の「コンビニ人間」を読んだ。

コンビニ人間

コンビニ人間

 

コンビニという無機質な場所を生き物のように描く一方で、普通の人たちに対しては常に一定の距離感を持って描写している。結末のシーンは中盤に出てくる勝手にコンビニを仕切ろうとする頭のおかしい人の反復でありながらも、主人公の決意と社会との関わり方を示している。映画的だなぁと思ったけど、これって結局は主人公は最終的には頭のおかしい人という行末の暗示してるんじゃないかと感じて少し後味が悪かった。

 

ここ数年でコンビニ求人の張り紙が増えた気がする。短時間でもOKと書かれていて、人手不足なんだろうなと思う。都会では外国人が働いているくれるかもしれないが、地方だとそうはいかない。

 

学生時代は色々なバイトをしたけど、コンビニだけは避けていた。大変そうだからだ。十年前ならまだマシだったかもしれないが、いまのコンビニはやることが多すぎる。どんどんアップデートされていくし、イレギュラーな対応もたくさんある。そのわりに時給は安い。

 

 

そういえばこないだ近所のコンビニに行ったら、高校のときの同級生が働いていたよ。一度も喋ったことのない人だったから何もなかったけど、頭がすっかりハゲていたのが驚きだった。もう恐怖しかなかったよ。