ダメケル

三十代フリーターの日記

今年読んだ本

今年読んだ本は102冊。8割は図書館、2割は購入。

 

印象に残った本をまとめていく。

 

方法序説 (岩波文庫)

方法序説 (岩波文庫)

 

古典を読もうと思って手に取った。思考の方法をまとめた本。哲学者って机に向かって考えている印象だったけど、デカルトは色々なところに行って、色々な経験をしながら、哲学をしていたようだ。「我思う故に我あり」の手前に4つの考え方の指針があって「確実なところから始める」「最小の単位まで分解する」「簡単なところから難しいところへ」「復習する」みたいなことが書いてあった。教科書なんかでは一文しか紹介されないけど、実際読んでみるとずいぶん印象が変わった。

 

 

殺人出産 (講談社文庫)

殺人出産 (講談社文庫)

 

命や恋愛に対する考えが違う世界の短編集。異常性を感じながらも共感してしまう面白い小説。

 

 

火花 (文春文庫)

火花 (文春文庫)

 

漫才青春モノかなと思っていたけど、「笑いとは?」「表現とは?」みたいな深いところまで踏み込んだ小説。

 

 

笑いのカイブツ

笑いのカイブツ

 

リトルトゥースなのでずっと心を揺さぶられまくった。作家として成功してほしい。

 

 

日蝕 (新潮文庫)

日蝕 (新潮文庫)

 

これがデビュー作ってなんやねん。

 

 

「昔はよかった」病 (新潮新書)

「昔はよかった」病 (新潮新書)

 

痛快な読み物だった。

 

 

漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)

漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)

 

肉子ちゃんの姿がありありと頭に浮かんだ。

 

 

沈黙 (新潮文庫)

沈黙 (新潮文庫)

 

宗教ってよく分からないけど、なんとなくキリスト教のことを知れた。

 

 

いろいろな作家さんの短編が集められている。筒井康隆小松左京は鉄板。

 

 

教団X (集英社文庫)

教団X (集英社文庫)

 

 この小説を読んでから、少し考え方が変わった気がする。

 

百冊読もうと決めて二年目。来年も百冊を目標にしたい。読みたい本が溜まってるので消化していかないとなぁ。