ダメケル

三十代フリーターの日記

スモールハウス

Bライフでおなじみの寝太郎さんの著作。文庫化されたので買ってみた。

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これで寝太郎さんの本が全部揃った。『自作の小屋で暮らそう・Bライフの愉しみ』 は実践的なハウトゥー本、『僕はなぜ小屋で暮らすようになったか 生と死と哲学を巡って』は自伝、今作の『スモールハウス』は実例を交えたエッセイといったところだろうか。
 
スモールハウスとはその名の通り小さい家である。大きさはだいたい三坪ほど。海外のスモールハウス事情を紹介しつつ、寝太郎さんの考え方が書かれている。この本の中にはBライフという言葉は出てこない。
 
スモールハウスに住む理由は人それぞれであり、一括りにするのは難しい。家とは社会のシンボルではないだろうかと読んでいて思った。マイホームを買うために何十年とローンを組む。これは家が人を社会に縛り付けるための存在になっているともいえる。ならばその家という枠組みを柔軟にすれば生きやすくなるのではないかというのが本書やスモールハウスのテーマである。
 
そういえば散歩でたまに通る道で見かけるプレハブ小屋のことを思い出した。住宅街で中に広い敷地があって、隅にポツンとプレハブ小屋が立っている。一応、人が住んでいる気配がある。やたら監視カメラが設置してあって周囲からは完全に浮いていた。あれもスモールハウスに入るのだろうか。

 

スモールハウス (ちくま文庫)

スモールハウス (ちくま文庫)