ダメケル

三十代フリーターの日記

ワクチン接種一回目

 三十代。基礎疾患、アレルギーなし。メンタルが異常に弱いことを除けば健康体。打ったのは何かと話題になっているモデルナ。

 一回目だからか、目立った副反応は出なかった。注射を打った腕の部分がジンジンと痛むくらいだ。なんというか筋肉痛になった感覚。体温は平熱のまま。ちょっと風邪かなという怠さはあったが、ワクチンのせいというよりは久しぶりに外に出たので疲れたのが原因かもしれない。

 病院ではなく大規模接種会場に行ったんだけど、めちゃくちゃスムーズに終わった。書類確認、診察、注射、経過観察とベルトコンベアのように運ばれていった。全体で掛かった時間は20分ほど。とにかくあっという間だった。スタッフの人たちのプロフェッショナルな感じが素晴らしかった。

 今日で摂取から三日目。腕の痛みはまだ続いているが、だんだんと引いてはいる。

 二回目は四週間後で来月の頭だ。次は副反応が出るんだろうか。今から楽しみである。

 

 

 

 

最近の生活

 今月になって近いところで感染者が出るようになった。これまではコロナは対岸の火事だったけど、いよいよ近づいてきたなという感じだ。極狭な人間関係しかない僕みたいな無職でもウィルスの勢いを肌で実感している。これは相当ヤバいのではないか。

 頼みの綱のワクチンだけど、すでに家族全員二回摂取しており、僕も来月に一回目を打つ予定。家族の様子を見ていると副反応の心配はないようだ。でも、熱とか出るのがちょっと楽しみだったりする。

 ワクチン接種に合わせてタンクトップを買ってみた。これまでなんとなく着てこなかったけど、案外良いものだと思った。当たり前だがTシャツより涼しい。外に出るときは薄手の上着を羽織っている。しかし、ワクチン接種に着ていくのはやる気満々すぎるだろうと恥ずかしくなったので普通のシャツで行くことにした。

 

 

 このところ、アクセス数がなぜかちょっとだけ増えている。 

キョンシー

 子どもの頃、キョンシーが怖かった。青白い顔、黒装束、独特の動き。お蓋が剥がれると暴れまわり、生き血を啜る姿に本気で怯えていた。悪夢を見たときはいつもキョンシーが出てきていた。

 87生まれなのでキョンシーブーム直撃というわけではないのだが、ビデオやテレビの再放送で触れる機会があった。夏休みはよくキョンシー系の映画をやっていた。ビビリの僕は新聞のテレビ欄を見ただけで震えて、絶対にチャンネルを回さないと硬く心に決めていた。それでも怖いもの見たさでザッピングしながら一瞬だけ映るようにしていた。

 大人になると、なんであんなに恐怖心を持っていたのか分からなくなった。子どものときは本気でどこかにキョンシーがいると思い込んでいたのだろうか。だとしてもアレは中国のお話なわけで、日本には関係ないはずだ。まぁ、そんな理屈分からない年齢だったということだ。

 アマゾンプライムで「来来!キョンシーズ!」というTVシリーズを発見する。試しに一話分見てみた。意外とアクションが凄くて驚いたし、ショタ味が強い作品だなと思った。主題歌がカッコいいなと思ってたら、作詞松本隆・作曲細野晴臣・編曲鷺巣詩郎という超豪華メンツで驚いた。

 

 

読んだ本の感想など

 

 在特会を取材した内容がまとめられた本。僕自身インターネットにどっぷり浸かってる人間なので、出てくる名前や事件はなんとなく知っていた。改めて一冊の本として読むと、そういうことがあったのかと勉強になった。

 高校生くらいのときに小林よしのりにハマっていた。分厚くて辞典のようなボリュームのある戦争論を手に取ったときに、なぜかワクワクした。当時、家にはまだネットがなかったので、本を読むだけで済んだが、タイミングが合っていれば僕もネトウヨ的な活動に参加していたのかもしれない。

ネットという広大な空間のなかで、分解されていた個と個が結びつき、属性とはまったく関係のない者同士が団結していく。

  なんだが攻殻機動隊を思わせるが、とても印象的な文章だった。

 昔の本なので、ネットといってもずいぶんと様変わりしている。本の中でたびたび2ちゃんねるが出てくるが、今ならTwitteryoutubeになるんだろうか。ちょっと検索してみたけど、そんなに活発な活動をしている印象は受けなかった。

 本の後半でも、在特会から離反する人たちや活動の変化が書かれている。 取材された在特会の会員たちはだいたい僕よりも上の年齢で、ある程度大人になってからネットに触れた世代だ。だから、刺激的な情報に必要以上に感化されたかもしれない。 十年前に彼らを応援していたネット住民の現在は分散されたのではないかと思う。

 在特会の思想のなさは本で繰り返し指摘されている。いま過激な映像を見たければ迷惑系youtuberがいるし、正義感を振りかざすにはバイトテロややらかした芸能人や企業を叩けばいい。 そう考えるとネトウヨは00年代に局所的に盛り上がった運動と片付けられるかもしれない。

 ただ、アフターコロナ以降はまた社会がガラリと変わる可能性はある。不景気が差別やヘイトスピーチに繋がるとすれば、今後はますますその流れが強くなっていくのではないか。新しい先導者がまた出てくる気がする。ただ、ひろゆきとかあの辺の人たちが人気なのを観ると、まだ大丈夫なのかなあと思ったりもする。

 

 

  東大受験生に作文を教えている著者がまとめた文章術。

 文章には分かりやすい主張が大事。主張は感情、共有、要望、警鐘の4個のパターンに分けられる。

 文章の型は3つある。同格、因果、対比。

 文章は双方向。相手の存在を意識し、興味や質問してもらえそうな内容を意識する。

 文章の説得力を上げるには断言すること。そのためには反論やツッコミを想定した上で、回答や譲歩を書く。

 文章は木。根は目的、幹は主張、枝は目次/型、葉は説得力、花は質問や会話。

 

 たまにこういう文章術の本を読んで、よしブログに活かすぞと思っても、すぐに忘れてしまう。

 

 

 

  自分の中の正義に固執してしまい暴走してしまう。こういう人っているな。っていうか自分がそうだ。

 ちゃんと社会復帰できるのかとハラハラしながら読み勧めてしまった。映画の方も観てみたい。

シン・エヴァンゲリオン

 エヴァ初放映時、僕は10歳だった。地方に住んでいたので何週か遅れの放送をたまに見ていた。たしか日曜の昼間やっていたと思う。内容はまったく分からなかったが、エヴァが暴走して使徒を食っているシーンは結構脳裏に焼き付いている。

 世代というわけではない。あの頃の自分には少しだけ早すぎた。だから、上の世代の人が熱心にエヴァ論を語っているのを見て、ちょっと羨ましいと思っていた。  

 テレビ版、旧劇場版、漫画版は軽くなぞったくらい。だいたいのストーリーとキャラクターは知っている程度だ。あまり思い入れはなかった。なんか人気のアニメシリーズがあるなぁくらいの距離感。

 新劇場版エヴァンゲリオン序は友達に誘われて劇場に見に行った。そのときは20歳で大学生だった。話の筋は知っていたので、あぁよくまとまってるなぁくらいの感想しか抱かなかった。 破とQは配信で観た。感想としてはよく分からないだった。

 ただ、その後、庵野秀明という人物には興味を持つようになった。「シン・ゴジラ」や「アオイホノオ」にハマって、この人は一体どういう人間なんだろうと思ったのだ。過去作や彼が影響を受けた作品を片っ端からというほど熱心ではないが、何本か観るようになった。

 いつにまにか僕は34歳になってしまい、シン・エヴァンゲリオンが公開された。なかなか好評で劇場に見に行こうか迷ったが、結局スルーした。なるべく感想や評判を見ずに配信まで待つことにした。  

 その間に改めて、序・破・Qを鑑賞。色々なところで言われているが、エヴァ庵野監督の私小説だ。ここを抑えておくと、エヴァへの理解度はぐっと深まる。モチーフやアングルに監督の個性を見いだせるくらいには自分の見方も成長したと思う。これまでの作品の作り方を壊しながら、どんどん新しいことにチャレンジしているのだなという風に感じれた。

 そして、ようやっと、シン・エヴァンゲリオンを鑑賞。

 なんかよくわからないけど、ぐっときた。専門用語が飛び交い、話としてはあんまりついていけないけど、心の根っこにある柔らかな部分を触られた感覚だ。

 前半の第三村の生活シーンは意外だった。エヴァってもっと内面的でウジウジしたモノだと思っていたので、あんな風にちゃんとコミニティの良さを前面に押し出すのが驚きだ。あまりにも良すぎてちょっと偽善的な感じすらしたが、後半でゲンドウが他人を拒絶するところと呼応しているのだろうか。

 どの登場人物にも肩入れすることなく、フラットな視点で見れた。新劇場版を観て思ったのは、シンジくんが可愛そうすぎ。勝手に巻き込まれて、良かれと思ったことがことごとく裏目に出るのが不憫だなぁと思った。だから、それが成長していくバネになったのかもしれない。  親子関係に世界を巻き込むなよと冷静に突っ込む自分もいたが、監督の心情吐露に莫大な金とスタッフをつぎ込んでいる作品だと思うと、構造は似たような感じなのだ。

 めちゃめちゃハマったともいえない作品だが、それでも四半世紀近い時間を共に過ごしたと思うと、なかなか感慨深いものがあった。ニワカの戯言に過ぎないが、同じ時代に生まれてよかったといえる。逆に今から何かの作品に惚れ込んで、同じ時間が過ぎても、同じような感動は味わえないと思う。子どもの頃に観たというノスタルジー込みの時間経過がなんともいえない気持ちにさせてくれたのだ。

 

 


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最近の生活

 精神が不安定になってきた。些細なことでイライラするようになった。こないだ夜に花火の音がして、うるさくて不快でしかなかった。こんなことでいちいち腹を立てる神経質な自分がイヤになってくる。まぁ、これでクレームの電話とかするようになったら相当やばいけど、まだ頭の中だけで済んでいるのでマシなのかもしれない。

 

 犬の調子がまだ悪くなった。一日中ぐったりしている。前は散歩に行くときにはしゃぎまわってたのに、今はまったく無反応だ。ただ、行きたい方向に関しては頑固になった気がする。ヨタヨタと歩いて立ち止まりコッチに行きたいという風にこちらをじっと見てくる。

 

 コロナが近づいてきた。家族や親類はまだ無事だが、わりと近いところでポツポツと感染者が出るようになった。自分ができることは手洗いうがいマスク着用、そして密を避けることだ。基本今まで通りの生活をしていれば問題はない。でも、普通の人は辛いだろうなと思う。いい加減いつまで続くのだろうか。

最近の生活

 8月だ。夏の暑さのせいか身体の調子がおかしい。ずっと頭がチリチリと焦げ付いているようで、腹の具合も悪い。体温を測ったら35.8°で、やや低めであった。若干、体重も増えた。暑さとエアコンのせいで自律神経が狂ってるんだろう。

 

 早朝に犬の散歩をしている。日は出てないが、湿度が高いので、けっこう蒸し暑い。ちょっと歩くだけでもイヤな感じで汗をかく。

 

 今月にエヴァの新作がアマゾンプライムで公開されるので、加入する。とりあえず映画「トゥモローウォー」とアニメ「オッドタクシー」を観た。

 


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 トゥモローウォーは大雑把SFアクション大作だ。レビューの評判が悪いのでそんなに期待してなかったけど、まぁまぁ面白かった。ラストに「しねぇ!!」と叫びながらエイリアンを素手でぶん殴るのが良かった。

 

 オッドタクシーはOPを好きなラッパーが作っているので観てみた。動物イラストなのでほのぼのギャグアニメかなと思ってたら、かなりハードな展開だった。見応えがあって楽しめた。

 

 色々と騒がれているオリンピックだが、もうあと一週間だ。散々色々なことがあったけど、このまま突っ切って最後まで持っていくんだろうね。でも、終わりよければすべてよしで済ませていいものだろうかとモヤモヤが残るイベントであった。

最近の生活

 このところ朝4〜5時くらいに起きる。夜は8〜9時には眠ってしまう。睡眠時間は7〜8時間程度。夜中に2回くらい目が覚めるけど、まぁそこそこ寝れてはいる。

 

 Netflixで「全裸監督2」「ルパンシーズン2」「映像研には手を出すな」を観る。どれも面白かった。映画も何個か観る。これで元は取れただろう。面白そうなコンテンツは山のようにあるのに、いざ実際に観ようとは思えない。並んでいるサムネイルを観て、紹介文を読むだけで、満足してしまう。

 

 旅系Youtuberの動画がおもしろい。飛行機のファーストクラスに乗るような動画や軽トラックで高速を一度も降りずにどこまで走れるかみたいな動画が楽しかった。旅をしているような気持ちになれるのが良い。あと、そのYoutuberの個性や語り口、編集の仕方など、色々と観るポイントがあって奥深い。

 

 両親がワクチンを打ってきた。副作用は出なかったようなので、おそらく自分も大丈夫であろう。送られてきた接種券には三十代は9月以降の予約になると書いてあった。とはいえ、ワクチンが不足している現状を観ていると、年内に打てるのかすら怪しい感じだ。別にそんな急ぐわけでもないが。

 

 オリンピックが近づいている。なんの関係もないが、こうやってなし崩し的に物事が進んでいくのが気持ち悪いよ。先日、海外からやってきた五輪関係の技術者がコカインをやって捕まったというニュースが報道された。なんかもうガバガバじゃねえかと思った。でも、いざ始まったらお祭りムードになるんだろうな。

 

 このところゲリラ豪雨がすごい。今日も底が抜けたような大雨が一瞬だけ降った。運悪く外にいたので相当に濡れた。家の中で激しい雨を見るのは好きなんだけど、やはりその渦中にいるのは最悪である。最近、道を歩いていて車に水を掛けられるのを防ぐ方法を発見した。傘を少しだけ道路側に傾けておくのだ。こうすれば車にアピールできるので、だいたいはゆっくり走ってくれる。ちょっと濡れてしまうが、思いっきり濡れてしまうよりはマシである。まぁ、基本は車道からは離れて歩くか、水しぶきが飛ぶようなところは事前に察知して避けるようにすればいいんだけど、狭い道なんかを歩くときはいつもこうやっている。