ダメケル

三十代フリーターの日記

最近の生活

風邪を引いた。去年の今頃に書いたブログを読み返すと、同じように体調を崩していた。ああ今年一年も無職であったという絶望ともいえない慣れ親しんだ思いが胸に募る。

 

布団に包まってスマホをイジイジする。多少体調が悪いほうが心の棘が取れて良い。腹の立つことも今は風邪なのだから考えるのを止しておこうと回避できる。

 

少し前に三ヶ月九十九円でKindle Unlimitedに登録。最近は図書館に行かず、これで本を読んでいる。電子書籍にはずっと苦手意識があったけど、慣れると色々と便利だ。場所は取らないし、いつでもすぐに読めるし、知らない言葉は簡単に調べられる。すっかりハマってしまった。

 

西村賢太の作品を読む。主人公のダメさが沁みる。仕事が長続きしないところとか人間関係が不得意なところとか。とにかくコミュニケーションが一方的すぎるのが自分を見ているようで痛々しい。

 

あと江戸川乱歩。小学校のときに図書室で少年探偵団をよく読んでいた。内容はほとんど覚えてないが、硬いハードカバーのザラザラした感触やプンっと漂う紙の匂い、何より仰々しい表紙の絵は結構記憶に残っている。謎解きよりも犯罪を犯す異常者の心理みたいなものが面白い。

 

週末には体調が回復。待ってましたといわんばかりに、イライラや不眠の症状が出てきた。