ダメケル

三十代フリーターの日記

近所に大きな川が流れている。そこには色々な生き物がいて、見ているとけっこう楽しい。

 

よく亀が川沿いの道を歩いていることがある。昨日も犬の散歩をしていたら、一匹見かけた。車の通る道でもあるので、端っこのほうによけておく。犬が「こいつなにやってるんだ」みたいな顔でこっちを見ていた。

 

翌朝、また散歩の途中で亀を見かける。今度は小さい子どもの亀で、車に惹かれたのか、甲羅が割れて、内蔵が飛び出ていた。腸みたいな細長い肉の管が雨に晒されていた。もしかしたら昨日見た亀の子どもかもしれない。亀の親子はきっとここ数日の雨で流されて、離れ離れになったのだろう。

 

亀の死体を見ることは珍しいことじゃないんだけど、なんだか悲しくなった。また今日も雨が降っている。