ダメケル

三十代フリーターの日記

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション

アマプラで視聴。なかなか面白かった。

 


シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション/懐かしの“次回予告”風の特別予告

 

自分は原作未読。子どもの頃にアニメとジャッキー・チェンの実写版を見た記憶がある(大人になってからジャッキー版を見たんだけど、あまりのトンデモっぷりに驚いた)

 

今作は原作愛に溢れる1本だった。小学生のときからシティーハンターの大ファンというフランス人が、自分で脚本を書いて作者に直談判し、映画化の許可を貰ったそうだ。監督・主演・脚本を一人でやるというとんでもないオタクである。

 

話のスケールや展開は90年代のアニメスペシャルを彷仏とさせる。 音楽の使い方や途中で挟まれる小ネタも90年代を意識している。しかし、アクションシーンは現代風にアップデートされており、POVやラストの銃撃シーンは今っぽくてカッコよかった。

 

主人公が惚れ薬で男性を好きになる展開があって、最終的には元に戻るんだけど、たぶん日本的マンガノリなら「おぇ〜」と気持ち悪がるよなと思った。でも、劇中では特に嫌悪感を抱く様子は無かった。下ネタギャグが多いが、こういうところのポリコレの配慮はしっかりとされているように感じた。