ダメケル

三十代ニートの日記

「精神科医の禅僧」が教える心と身体の正しい休め方

 精神科医で禅僧という変わった経歴の著者による、休み方についてまとめられた本。

 

 疲れには肉体の疲労と脳の疲労があり、さらに脳の疲労は心の疲れとマルチタスクによるものがあると指摘。いくつものことを同時にこなすのは脳にとって負荷が高い。現代社会はこのマルチタスクが求められる場面が増えているから、心身を病む人が多くなっているのだとか。

 

 そこで有効なのがシングルタスクらしい。一つのことに集中し、マインドフルネスな状態になることで脳の疲労が取れるそうだ。科学的な根拠も一緒に上げられている。

 

 具体的なやり方がイラスト付きでかなり色々と挙げられている。呼吸法などで身体の一部分に集中する、ゆっくりと食事を味わうこと、丁寧に睡眠を取ること、自然の営みを感じること、身体を適度に動かすこととなど。要するに意識して日常の動作の一つ一つをじっくりと取り組むことで、リフレッシュの効果が出るのだ。どれもお金が掛からずにできるようなことばかりですぐに取り入れられやすい。

 

 自分はいくつものことを同時に行うのがカッコいいと思っていたのだけど、それは良くなかったかもしれない。例えば何か作業をするときにラジオをかけっぱなしにするんだけど、そのことが必要以上に脳に負荷を与えていたのかも。

 日常的にそういうことをしているから、ふいに昔の嫌な記憶が蘇ったりするのかもなと思った。普段からなにか一つのことに集中しておく習慣を持ってけば、メンタルが安定しやすくなるのかな。