ダメケル

三十代フリーターの日記

見えている世界

 こないだ街に買い物に出かけたら、ヘルプマークをつけている人がいた。人が多いところ行くと、たまに見かける。

 で、さっき地元を散歩していたら、イヤーマフをカバンにぶら下げている人とすれ違った。イヤホンで耳を塞いでいて、たぶん聴覚過敏なんだろうなと思った。

 こういうのに気づくようになったのは、無職になってからのような気がする。

 自分の生きづらさについて色々と勉強していくうちに、人間には色々な障害や性質があることを知った。知識のおかげで世界の見え方はずいぶんと変わった。

 もし自分が普通の人生を歩んでいたら、ヘルプマークやイヤーマフはそもそも視界に入ってこなかっただろう。