ダメケル

三十代フリーターの日記

バリューブックスを使ってみた感想

 バリューブックスとはオンラインの古本屋である。

www.valuebooks.jp

 もともと読み終わった本は近所のブックオフに売っていたんだけど、最近きな臭いニュースがあったので足が遠のいている。 溜まった本はどうしようかなと思って調べていたらバリューブックスを見つけた。

 さっそく申し込む。まず最初に個人情報を入力し、身分証明用に免許所の画像をアップロード、振込用の銀行口座を登録。 発送用の段ボールは自前で用意しないといけない。あと配送中に本が痛むかもしれないので、気になるなら梱包する必要がある。 自分はとりあえず本を処分したいだけなのでそのまま放り込んだ。集荷日に配送業者が荷物を取りに来る。これで作業は終わりだ。

 数日後に買取センターに荷物が届いたとメールが入る。さらにその数日後には査定完了の連絡が届く。 査定完了の連絡が来たのが日曜だったのがちょっとビックリした。こういうのって土日はやってないものだと思ってた。 そこから2日後に口座にお金が振り込まれた。

 売った本は十冊。三体シリーズ、近畿地方のある場所、あと文庫や新書。 本自体の買取価格は1000円ほど。そこから新規登録のキャンペーンなどで1000円上乗せ。トータルで2000円。 本の状態は全て「良い / キズや使用感はあるが概ね良好な状態」だった。一回しか読んでないけど、積んで放置していたからこんなもんか。 今回は初回なので送料無料だが、通常は500円かかる。なのである程度まとまった数の本を送らないと損することになる。

 ちなみに新規登録で500ポイントもらえる。そのポイントで本を注文した。

 

 ネットでバリューブックスは本を安く買い叩くという評判をよく目にしたが、ブックオフとだいたい同じくらいという印象。 個々の本の買取相場を調べてないからなんとも言えないが。  買取価格にまったく不満はないし、ネットで申し込んで自宅で完結するのは便利だが、送料や段ボールを用意する手間を考えると今後の利用は悩むところだ。

 

 

携帯電話を振り返る

BlackBerry』という映画を観た。


www.youtube.com

"スマートフォンの発明に貢献した企業ブラックベリー社の急成長と衰退までを実話を元に描く"

 めちゃくちゃ面白かった。
 パワハラシーン連発の映画なんだけど、バラエティのドッキリ映像みたいな距離感で撮影されているのでイヤな感じがまったくしなくて、むしろ笑えてしまう。

 この映画を見てスマートフォンの前ってガラケーだったんだよなと思って、自分が昔はどんなのを使っていたのかちょっと調べてみた。

 

TK12(TU-KA)

 初携帯は中学生のとき。色は黒だった。主な機能は通話とメールとEzwebというネットくらい。カメラは付いておらず、なぜかゴルフゲームが入っていた。

 クラスで携帯を持っていたのは半分くらいだったと思う。あんまり友達もいなかった自分になぜ親が携帯電話を買い与えたのか今思うと不思議でならない。

 

A5501Tau

 色はシルバー。撮影した動画や写真をテレビに映すことができる機能があった。初めてのカメラ付き携帯だったので嬉しくて自分の好きな映画やアニメをよく撮っていた。

 高校生になるとクラスのほぼ全員が携帯を持つようになった。

 

W41S(au)

 PCサイトビューアーが搭載されており、携帯で普通のネットができるのが衝撃的だった。
音楽再生機能が充実していたらしいが、あまり使わなかった気がする。赤外線通信が懐かしい。


W61T(au)

 色はブルー。自分の中でガラケーの目ぼしい進化はこの辺り止まった気がする。特に印象がない機種。でもシンプルで使いやすかった気がする。

 

REGZA Phone IS04(au)

 初めてのスマートフォン。たぶん今から十二〜三年前かな。大学卒業し、フリーターをやっていたころ、バイト先の若い人らはだいたいスマホを使っていた。

 最初はフリック入力が出来ずに、ガラケーと同じように連打して文字を打っていた。お風呂に入りながらYoutubeを見れたことに未来を感じた。

 ただ、この機種はやたら動きがモッサリしており、よくフリーズしていた。ひどいときは電話で相手の声は聞こえるのに、こっちの声が届かないことがあった。
 初スマホだったのでこんなもんかなと思っていたら、ネットで「ゴミ」とか「最悪」と言われていたことを後に知る。

 

 上からW41S、W61T、REGZA Phone IS04。ショップに持ち込んで処分したので今はもう手元にはない。

 

iphone5(au)

 REGZA Phoneの呪いから脱するべくiphoneに切り替える。
 当時もiphoneのシェアは圧倒的で、なんとなく嫌煙していたのだが、使ってみるとやはり快適だった。この頃にパソコンをMacに買い替えたこともあり、より便利さを実感できた。


iphone6plus(au→mineo)

 iphone紛失のため買い替える。諸事情ですぐに必要だったため、店に在庫があったiphone6plusにする。前のiphoneのローンも残っていたため、しばらくは二重払いをしていた。

 途中でauからmineoに変える。この頃からpay系アプリを使うようになった。

 plusなんて画面が大きいだけだろ思っていたが、後々にバッテリーの持ちが良いことに気づく。
 現在も動いており、Youtube再生機として使っている。

 

iphone8(mineo)

 iPhone三台目。Appleの通販サイトから購入。無職でもローンを組めた。

 目新しい機能はないが、もはや生活に必要不可欠なものとなる。
 途中で一回バッテリーを交換する。現在の最大容量が20%ほど。おまけに画面に白いモヤがでてきている。ちなみにiphone6plusのほうは80%。

 

iphoneSE/第三世代(mineo)


 現在使用中。iphone四台目。楽天モバイルで機種だけ購入。セール時だったのでかなりお得に買えた。
 外見、使用感は8と同じ。なるべく長持ちさせたいので充電しながら使用しないようにしている。

 

 

 と、ここまで使ってきた携帯電話を振り返ってみた。13歳くらいから持ち始めて、四半世紀近くをモバイル製品と共に生きてきたわけだ。

 そのうちまた新しい技術革新が起こって、紙一枚くらいの薄さのモバイル端末が出てきたり、脳に直接情報端末を埋め込むような時代がくるのかもしれない。その頃に年寄りになっているであろう自分は意固地になってスマホを使い続けているのだろうか。

 

 

今月のまとめ

 今月は散財の一ヶ月であった。 とくに本や漫画をたくさん買った。

 好きな作家のphaさんの新刊を購入。

 自分も中年に片足を突っ込んでいるので、予習ということで読ませてもらった。

 中年になっても元気な人は多いが、一方で中年の危機やサブカル鬱なんて言葉もある。自分がどちらに触れるのか分からないが、とりあえず運動だけはしておこうと思っている。

 本の中に出てくる京都三条のカフェ「アンデパンダン」に行ってみた。たまたまバイト先の近くにあったのだ。

 

 平日の昼過ぎだったので店内は空いていた。地下にあって、広々としておりオシャレな雰囲気だ。

 

 phaさんと同じようにペペロンチーノを注文。 サラダとスープもついていて、けっこうボリュームがあった。今後も通いたいお店だ。    

 

 Netflixに加入。初めて広告付きのプランにしてみたが、意外と広告が少なくてビックリした。「三体」のドラマシリーズを観たが、原作とのイメージが違いすぎて途中離脱。 「スラムダンク」がめちゃくちゃおもしろかった。原作、アニメとまったく知らない状態だけど、こんなにおもしろかったのか。

 

 今月こそはフルタイムの仕事を探すぞと思いつつ、結局流されるようにダラダラとしてしまった。 これで夏になると暑さで余計に気力をそがれる。日本の四季は職探しに向かない。

関心領域

 久しぶりに映画の感想を書く。


www.youtube.com

 観たのは平日の昼間。公開から一ヶ月くらい経っていたが、客席は程々に埋まっていた。 ポップコーンをボリボリ食っている人がいて、別にいいんだけどちょっとビックリした。

 

<以下ネタバレあり>

 

 初っ端、何かのトラブルかと思うくらいに真っ暗な画面が続き、不気味な雰囲気に飲み込まれていく。

 最初にゾッとしたのは、ヘートヴィヒ・ヘス夫人が毛皮のコートを合わせているシーン。 説明的な描写がなかったので初めは分からなかったが「これってもしかしてユダヤ人のもの……?」と思っていたら、夫人がポケットに入っていた口紅を見つけ、それを手の甲につけて、唇に塗るという場面が続く。色味が気に入らなかったのかゴシゴシと口紅を落とすところが印象的だった。

 色々な切り口がある作品だが、自分が見終わって思ったのは、ヘス夫人はユダヤ人に対して態度だ。

 家の隣に収容所があり、壁一枚隔てられてるとはいえ、銃声、怒声、叫び声、さらには死体が焼かれたの匂いが届いてる空間を 「子育てには最高の環境」と言い切るような人物なのだが、ユダヤ人を憎んでいる様子がない。

 

 映画『シンドラーのリスト』ではナチスプロパガンダに洗脳されたドイツ市民たちがユダヤ人を激しく罵る場面がある。『関心領域』でもヘス夫人がメイドとして家に置いているユダヤ人の少女を叱りつける場面があるのだが、それは女主人が召使に八つ当たりしているだけで 人種的な意味合いはほとんど感じ取れなかった。

 また、例えば『戦場のピアニスト』という映画では、ユダヤ人のピアニストが廃屋に隠れていたところをナチス将校に見つかり、ピアノを引く代わりに見逃してもらうという場面がある。ナチス将校は敗戦濃厚の戦況の中で、自分の運命を一時忘れるためにピアノの音色に耳を傾けていた。そこには差別的な視線がありながらも、一定のコミュニケーションが存在していた。一方『関心領域』ではヘス夫人が庭師の男性(おそらくユダヤ人)に休憩とタバコを勧めるシーンがある。植物温室の中でただ黙って向かい合ってタバコを吸っている二人はかなり異様である。 ヘス夫人は自分の庭園に並々ならぬ労力を注ぎ込んでおり、その作業をしている人間に対して何か話しかけても良さそうなものの、一切言葉を発しない。

 

 おそらくヘス夫人は反ユダヤではなく、徹底的に無関心なのだ。彼らがどうなろうと知ったことではない。自分がいい暮らしさえできればそれで良いと思っている。すごくイヤな感じなんだけど、この社会で生きている人間には大なり小なり彼女のような側面を持っている。だから、この映画を観るとなんとも後味の悪い気持ちになるのである。

 

6月のタイミー活動

 今月は新規開拓はせず。リピートしている求人をメインにした。2つの現場で10回ほど働いて、稼げた額は4万ちょい。どちらも慣れている仕事だが、若干風向きが変わってきている。

 一件は人が辞めたらしく任される作業が増えて、ちょっとめんどくさくなった。

 もう一件は逆に新しく人を複数雇い入れた。今は研修期間中みたいだが、彼らが戦力になればタイミーの募集がなくなるかもしれない。仕事内容、時給、立地、人間関係とかなり理想的なので、ぜひとも継続して募集してほしいところなのだが、こればかりは仕方ない。 自分のように同じ現場に延々と通うほうが珍しく、大抵は当日限りのケースが多い。そうなってくると業務を教えるコストの方が高くなってくる。それでも人が足りないからタイミーを使っているわけなので、常勤の労働力があれば当然そちらを使うものだ。 ただ一つラッキーなのは、その現場はリピートしすぎてあと15回くらいで年間の制限に到達してしまう。募集がゼロになるのは困るがペースが減ったほうが都合良い。

 

 来月の求人がチラホラと出始めており、スケジュールが分かっている範囲で応募しておいた。

悩みを書き出す

 頭の整理のために最近気になっていることや考えていることをまとめてみたい。

 

・金使いすぎ  

 本や服を買いすぎた。一度リミッターが外れると、アレもコレもとつい買いすぎてしまう。まぁ、前から欲しかったものばかりなのでムダな衝動買いではないし、可処分所得内の金額だから問題はないんだけど。

 痩せるために運動していたらお腹が空いて余計に食べてしまい結果太ってしまうという話があるが、仕事のストレスを買い物で発散してしまい金欠になるなんてことは避けたい。

・休み方

 で、なぜ金を使いすぎたかというと、ここ最近働きすぎたからだ。 先月の休みは3日だった。こんだけ労働しているから使ってええやろと自分に甘くなっていた。そして、その疲れが今頃になって出て体調を崩している。前も同じようなことがあった。

 今の労働時間からすると、理想は一ヶ月に6〜7日の休みはほしい。もしフルタイムで働くとするとやはり完全週休二日はほしい。 休みの過ごし方としては、やはり家にこもっているのが一番良い。これまではどこかに出かけて気分転換をしようとしていたが、余計に疲れるだけであった。

・人間関係  

 バイト先の人に妙に距離を置かれるようになった。 その人を仮にAとしよう。Aは僕よりも後から入ってきた人で最初は普通だったけど最近はどうも態度が余所余所しいというか、ちょっとトゲトゲしさすら感じる。 何か失礼なことを言った記憶はないというよりそこまでの会話をしていない。だからそっけなくなったという可能性もあるが。

 少し厄介なのはAは以前に別のバイトの人とケンカをして、その人が辞めたことがあった。 てっきり相手のほうが悪いかなと思ったんだけど、Aの方にも問題があったのかもしれない。

 これがよく聞く「職場の人間関係の悩み」なのだろうか。元長期ニートの自分がこういうイベントに遭遇するのは少し感慨深いものもあるが、やはり死ぬほどめんどくさい。

・コミュニケーション能力   

 こういうことになるのも自分のコミュニケーション能力のなさが原因の一つではないだろうか。四十手前にもなって未だに人とどう付き合っていいか分からない。

 まず人の目を見るのが苦手だ。子供の頃からずっとそうだった。 今はだいぶ改善はされてきたし、目ではなく鼻くらいを見るのが良いっていうのは分かってるけど視線をあわせることを本能的に恐れてしまう。

 次に声が小さい。意識すれば大きい声が出せるんだけど、油断していると小さくなる。

 言葉が出てこない。例えば「好きな食べ物は?」と聞かれたときに「好きってどのレベルの話だろうか?どんなメニューを答えれば良い印象を与えられるのか? この質問の意図はなんだろうか?」と色々と頭に浮かんで返事ができなくなる。まぁ実際はここまで細かく考えているわけではないが、頭がフリーズしてしまうのだ。 「カレー好きですよ。あなたの好きな食べ物はなんですか?」と適当にスパッと返せば良い。

 これらは文章にすると簡単なことだが、いざ人と話すとなると途端に難しくなる。特にメンタルが落ち込んでいるときは自閉気味になってしまう。 

・人間関係(再び)

 バイト先での一件で、今後もこういうことが起こるのではと不安になってくる。むしろいま現在進行系で陰口を言われているとのではと疑心暗鬼になりがちだ。家族や友達にもそう思われていると頭によぎることすらある。

 もちろんこれが考えすぎというのは分かるが、一瞬でも頭に浮かんだことは真実のような気がしてならない。 とくに疲れているときはこういう風な思考になってしまう。

・将来のこと

 どうしてこんな神経質なんだろう。この性格で得したこともあるかもしれないが、基本的には損ばかりしている。 今後も自分と付き合っていかなければいけないから、本当にまともに生きれるか不安である。とはいえもう真っ当なレールは かなり外れているんだけど。

ちょっと体調を崩す

 ノドが痛い。やばい風邪かも。

 最近は忙しくて休みが少なかったから、疲れが溜まっていたせいだろうか。だけど労働量でいえば普通の人の半分程度なので、全然たいしたことないんだけど。脱ニートして一年は経つのに体力気力はそれほど向上してないのかも。 ノドスプレーとトローチと栄養ドリンクで回復を図る。

 

 体調不良なのでバイトを休もうかと思ったが、タイミーで応募しているのでドタキャン率が上がるのがイヤだった。明らかに発熱していれば休むのだが、今回は微熱だった。あとノドが痛いわりに咳がまったく出てない。バイトはなかなかしんどかったが、なんとかやり切ることができた。

 今は熱は下がり、8割方回復した。 健康って素晴らしい。でも、体調悪いときのほうがよく眠れるのも悪くないんだよな。

今月のまとめ

 GWが終わったらバイトがヒマになると思っていたら、そうでもなかった。もっとのんびり働きたいのに目先の金欲しさに仕事を入れてしまう。休むにも強い意志が必要だ。まあ、来月はゆっくりできそうなんだけど。タイミーは2件の新規開拓。仕事自体は楽だったが、ちょっと雰囲気が良くなかった。こういうこともある。

 

 お金を使う抵抗感がニートだった頃よりも強くなった。貯金を減らしたくないという意志が買い物にブレーキをかける。服や靴など色々と欲しいものはあるのに、別にすぐ必要ってわけでもないしと渋ってしまう。パーっと使ってみたい欲求もあるが、10年の無職生活で培われた金銭感覚はなかなか抜けてくれない。

 しかし、それでもそれなりにお金は使っている。ずっと読みたかった三体シリーズをハードカバーで買った。文庫も好きだけど、ズシリと重い質感が良い。

 ざっくり言うと宇宙人が攻めてくる話。科学的な細かい設定はよく分からんが、それでも引き込まれていく面白さがある。いまニまで読み進めた。

 アマプラの無料一ヶ月が復活していたので、登録しておく。フォールアウトが観ている。ゲームの方はまったく知らないしやったこともないがドラマは面白い。最近、2時間の映画を見るのがしんどいと思うが、1時間のドラマなら見れる。

 

 来月まとまった休みで養生して、フルタイムの仕事を探し、秋くらいには一人暮らしを始めたい。ってこういうことは毎回言ってるんだけど。