ダメケル

三十代ニートの日記

銃・病原菌・鉄

人類史の本。

 

ヨーロッパ人が他地域を征服できた理由及びなぜ世界の不平等が生まれたのか。

→環境のせい。

 

○ヨーロッパを含むユーラシア大陸
「農業がしやすく家畜にしやすい動物がたくさんいた」
「狩猟民族から農耕民族になり人口増加!非生産階級が生まれて政治や軍隊が整備される」

「動物から菌を貰って疫病が流行る」
「一時的に数は減るが免疫の強い人間が生き残る」

 

○アフリカ大陸、アメリカ大陸、その他
「農業がしにくく家畜にできる動物がいない」
「狩猟民族のまま(部分的に栽培をしていた人たちもいる)」

「ヨーロッパ人がやってくる」
「鎧や鉄砲などの技術差、騎馬戦という未知の戦い」
「持ち込まれた菌により人口激減。家畜がいないので疫病に耐性がない」
「戦いに敗れて、奴隷化」

 

ユーラシア大陸は横に長い→農耕栽培の技術が伝わりやすい
アメリカ大陸、アフリカ大陸は縦に長い→農耕栽培の技術が伝わりにくい

 

ウィルスは人間が都市を作ることによって変化してきたというのが面白かった。

 

小規模な集団では法律や警察はいらない。揉め事は集団の長が解決する。しかし、人数が増えて、互いの名前も知らないような規模になってくるとルールやそれを運用する権力が必要になる。

 

とても面白かった。へぇー、へぇーと唸りっぱなし。600万年という人類史のスケールで見ると、全部どうでもいいように思えてくる。社会もお金も恋愛も仕事も戦争も全部一過性に過ぎないとイヤになってくる。

 

 

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)