ダメケル

十年ニートだったけど社会復帰した人の日記

長期ニートが社会復帰し、フルタイムで働き出して半年が過ぎた

 26歳から引きこもり、約10年間無職だった。 そこから「タイミー」をきっかけに働き始め、いくつかの職場でアルバイトとして採用された。さらに、そのうちの一つで正社員になれた。三十も半ばを過ぎて、ようやく正規雇用となったのだ。そして半年が経ったので、このあたりで色々とまとめておきたいと思う。

 

 まず、働くのはダルい。が、仕事があるというのは良いことだ。 毎朝起きて通うべき場所があり、社会的な関係を持つ人たちがいて、適度に体を動かし、それなりの達成感や評価を得られる。そのうえでお金をもらえる。労働というのは案外悪くない。もちろん職場の状況や人間関係には左右されるが。

 昔は「絶対に働きたくないでござる!」と本気で信じていたけど、今は働けるなら働いたほうがいいと思う。どんな仕事にもストレスはあるし、今の職場にも不満はあるものの、これまでに働いてきた場所と比べれば全然マシな方だ。

 

 35歳を越えて初めて正社員になったわけだが、フリーターのときとはまた違う能力を求められることが増えた。通常業務のほかに管理や指導などを任されるようになり、他部署との連携も必要になってきた。

 最近常々思うけど、コミュニケーション能力をもっと磨きたい。 状況や相手との関係にもよるのだが、自分はつい回りくどい言い方をしてしまうことがある。もっとストレートに話せるようになりたい。 また、今の職場は外国の方も多く、異文化とのやり取りに苦労することもある。

 

 お金の面について言えば、ニート時代に欲しかったものはだいたい買い揃えた。 そのため、今は欲しいものがあまりない。必要なもの――例えば靴や自転車など――はあるが、急いで買い替える必要もなく、そのまま放置している。 もっと大きなもの、例えば車や家庭を持つこととなると、今の収入では心許ない。そもそも本心からそれを望んでいるのかというと怪しく、世間的なステータスとして考えているだけのような気もする。 もっとも、労働と同じで、いざ付き合ったり結婚したりすれば「意外と良い」と感じるのかもしれないが。

 

 というわけで、脱ニートして半年が過ぎた。 最初は本気でバックれようかと思ったこともあったが、なんとか続けられている。 景気や会社の状況など色々とあるだろうが、できれば今後もこのまま続けていきたい。