僕はこれまで「小売」と「飲食」の仕事をしてきた。両方に共通しているのは人が休んでいるときが稼ぎどきということだ。基本的に土日休日は出勤するし、長期の休みはない。フリーターだから自由に休めるんだけど、フリーターだからこそこき使われていたよ。
国民の祝日が増えたり、三連休になったり、プレミアムフライデーとかいっても、休める人ってそんなにいない気がする。まぁ僕が世間知らずなだけかもしれないけど。でも、昔と違って第三次産業に従事してる人って爆発的に増えてる。カレンダー通りに休める人のほうが少ないんじゃないかな。
「小売」と「飲食」でも福利厚生がしっかりしているところは週休二日で年に二回は一週間くらいの休みがあるところがあるらしい。とくにいまの時代は人手不足だからそういう部分をちゃんとしないと人が集まらないのかも。
24時間営業や年中無休を法律で禁止すればいいのにと思う。美容院って月曜日に休みが多いけど、あんな感じで特定の業種が休みの日を定めてほしい。お店が常に稼働していると休みでも駆り出されることがある。強制的に辞めさないと疲弊していくばかりだ。
非正規底辺で働いてきた僕にとって「10連休だよ」「ボーナスだよ」って夢物語だ。そんな話を聞くたびにどんな仕事してんのと思っていた。とはいえ、いまは1000連休くらいはしているのでこっちのほうが夢物語なのかもしれない。