Kindleアンリミテッドで本を読みまくっている。おかげで読んだ本は50冊になった。100冊を目標にしているのでちょうど折り返し地点にきている。しかし、数をこなすことを意識しすぎてちゃんと読めてない気がする。自分は文章を読む時に「なんとなくこんなことを言ってるんだろう」と大雑把に意味を掴んでしまうクセがある。大きく読み損ねることはないが、丁寧さは欠けている気がする。今年100冊読み切ったら、質を重視する読書に切り替えていきたい。
短期バイトを探している。GWに向けて製造系の募集が求人誌に乗り始めている。なかなかいい条件なんだけど、工場が山奥とかにあって車がないと通うことができない。しかも、僕はもう3年くらい運転してないペーパードライバーだ。最悪だ。
不調が続いている。精神状態がパラメーターで分かればいいのに。
読んだもの、観たもの

精神医療に葬られた人びと?潜入ルポ 社会的入院? (光文社新書)
- 作者: 織田淳太郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2011/08/26
- メディア: Kindle版
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日本の精神医療は臭いものにはフタをしろという感じだった。筆者の指摘はすごく納得できる。ただ、彼のホモフォビアな文章が気になった。同性愛者に対してゾーッとするのは個人の感覚の問題だけど、でも結局それって日本社会が持っている精神患者に対する視線と同じではないだろうか。「理解できない他者、普通とは違う人間」に対する恐れが差別、抑圧、管理に繋がっているのだし。
役者が豪華。エロとバイオレンスで持っていく豪快な映画でした。
インタビューをする上で大事なのは「相手を好きになること」「正直であること」だった。エピソード集みたいな感じでサクッと読めた。面白かった。
自分にとっては完全なるファンタジーであった。それくらい距離感があると面白く読める。業界用語とかも興味深かった。

もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵 「椎名誠 旅する文学館」シリーズ
- 作者: 椎名誠
- 出版社/メーカー: クリーク・アンド・リバー社
- 発売日: 2014/06/05
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雑誌を登山に見立てて、文章だけでなく広告や値段まできっちり読み込むことを書いたエッセイに笑ってしまった。
あけっぴろげなセックスの話をしつつも、そこから見えてくる人間の本質みたいなものが面白かった。
時折出てくるお嬢様エピソードが良かった。

ルポ 電王戦 人間 vs. コンピュータの真実 (NHK出版新書)
- 作者: 松本博文
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/07/04
- メディア: Kindle版
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将棋のことは全然知らないが読み応えがあった。コンピューター側のプログラマーの多くが趣味で将棋プログラムを始めたというのが驚き。意外とアマチュアリズムが強かった。
面白い読み物だった。小学生のときMMRの漫画を読んで本気でビビってたときのことを思い出した。
プロパガンダって味気ないモノと思っていたけど、実際は楽しませる工夫がこらされていた。まあそれがうまく機能してるかは別の問題で。
国民である意識って実はすごく抽象的なものだから、具体的なコトで刺激しないと意識できないのかもね。