ダメケル

三十代フリーターの日記

最近の生活

一人だとずっと自分と喋ることになる。なんだかうんざりしてくる。

 

社会保障を悪用する人がいる→社会保障が適用される範囲を狭めようor廃止しよう」と「頑張って社会的な成功を収めた人がいる→失敗したのは個人のせい」というのはすごく似ている気がする。一部の極論を取り上げて一般化しようとしている。社会において大事なのは平均点じゃないだろうか。いや知らんけど。

 

繊細な人がどう生きるべきかみたいな本を読んだ。視覚から情報を取り込みすぎるタイプは歩くときにサングラスをするか、メガネを外したら良いと書いてあった。僕はメガネなんだけど、試しに外して出かけてみた。視力は0.4か0.3くらいなので、人がいるのは分かるが顔つきはまったく分からない。これなら視線はまったく気にならない。ただ、看板や値段が見にくい。

 

昔は思想や哲学で背伸びをしていたけど、今はガジェットやSNSで背伸びをする時代なのかもしれない。

 

今週観たもの、読んだもの

19歳 一家四人惨殺犯の告白 (角川文庫)

19歳 一家四人惨殺犯の告白 (角川文庫)

 

なかなかに胸糞な本だった。凶悪犯って環境せいもあるけど、元々持っている資質が大きいのかな。それでも自分を愛してくれる人や導いてくれる人に出会えていれば、悪の種は芽吹かなかったのかもしれない。調べたら死刑執行されたのが去年だった。

 

15時17分、パリ行き(字幕版)

15時17分、パリ行き(字幕版)

 

素材の味で勝負という感じ。イーストウッドは爺になってもこれだけ実験的な映画を作れるんだから凄い。

 

社会の不条理に対して戦うことの厳しさと尊さ。そのとき全員が敵に見えるかもしれないが味方もいる。登場人物がみな多面的で物語に深みを与えていた。

 

楽しい映画だけど、展開が都合良すぎ。っていうかブロガーに対して反撃するところは、他の客の迷惑を考えないのか。

 

ピクセル (字幕版)

ピクセル (字幕版)

 

幼馴染が大統領になった時点でバカ映画とは分かるけど、内容としては微妙なところ。アーケードゲームのキャラクターが日常に入り込んでくる場面は凄い。