ダメケル

三十代フリーターの日記

脱ニートして一年。そして37歳になった

 10年間無職引きこもりをやっていた。

 昨年働き始めもう一年が過ぎた。あっという間だった。

 最初はタイミーで週一から始めて、だんだんと数を増やしていった。久しぶりの労働はとても緊張し、とても疲れたが、長年社会と接点がなかった自分でも案外やれることがあるなと思った。

 今はバイトとタイミーを併用して、週5〜6で働いている。掛け持ちになるから忙しいときは半月休みがないこともある。 まぁ、一日の労働時間が5時間程度なのでそこまでしんどくないが。

 体力はついたと思う。ニート時代は一日一ターンだったが、今は数ターンくらいはこなせる。 対人スキルも多少は上がった気がする。ただ、部屋でこもっていたときに感じていた孤独とはまた違う集団の中での孤独を感じるようになった。うわべだけ取り繕ってる風に思えて時々イヤになるときがある。社会生活とはそういうものかもしれないが、未だに慣れない。

 過去のブログを読み返していると、お金がない働かなきゃというのを繰り返していた。金銭面に関していうと、同世代の平均的な収入に比べると微々たる額だが、昔に比べればだいぶよくなった。稼いだお金は貯金に回している。また調子を崩して外に出たくなくなるかもしれないから使うのが怖い。 ただ、お金も使わないと使い方が上手くならないとも感じている。何か熱くなれる趣味があるといいんだけど。

 37歳というともう立派な中年であり、家庭を持っていてもおかしくない年齢である。もし自分が普通の人間だったら、結婚して子どもがいてマイホームを建てていたのだろうか。

「もしも」を繰り返したところでどうなるわけでもないが、最近そんなことを夢想してしまう。 ただもう言い訳できない年になったので、やれることやってあとは受け入れるしかない。

 

ドラマの金田一といえば堂本剛世代だ