ダメケル

三十代フリーターの日記

ニート、犬に追いかけられる

自転車を走らせていたら、犬の散歩をしている女性を見かけた。二匹の小型犬。たぶんポメラニアン。「あ、カワイイな」と思いながら横を通り抜けたときに、ワンワン!!と吠えながら一匹が追いかけてきた。驚いて自転車を止めると、飼い主さんがすいませーんと言って犬を抱きかかえた。車通りのないところで良かったよ。

 

チラリと目があったのが良くなかったのかな。犬にとって視線を合わせるのはケンカを売っているということに近いので注意が必要だ。ヤンキーのガンの飛ばし合いみたいな感じ。

 

犬に懐かれる人、吠えられる人、無視される人、と色々いるけど、犬は人間のどういうところを見ているのだろうか。

 

なんとなく

孤独な男性の書くブログが好きでよく読んでいる。寂しさを感じているのは自分だけじゃないと感じられて少しだけ勇気づけられる。しかし、基本的にそういうブログは内容が暗い。ときどきダウナーな文章にメンタルが引っ張られてしまうことがある。用法用量を守って読まないといけない。

 

ハロワの求人を見ているけど、相変わらず自分は何もできない気がする。いや過去には非正規だけどちゃんと仕事をしていたこともある。接客もやったし、事務もやった。上手く出来ていたかは知らないが、クビにはなってないので最低限は出来ていたのだろう。なのにいま働く一歩が踏み出せない。

 

過去の数々の失敗が頭を過ぎって、身体を動けなくする。そしてやがて錆びついてしまうのだ。

 

いろいろと疲れた。ときどき頭がわっとなる。辛い。

最近の生活

楽天ポイントを使うために朝マックに行ってきた。マックグリドルソーセージを食べたけど、美味しくはなかった。コーヒーは好きなんだけどなぁ。
 
ようやく春に身体が慣れてきた。夜はそれなりに眠れるようになった。そしたら本と映画を楽しむエネルギーは湧いてきたよ。
 

今週読んだもの、観たもの

読書の腕前 (光文社新書)

読書の腕前 (光文社新書)

 

たまにこういう読書論を読むと読書のモチベーションが上がる。ハウトゥーというよりはエッセイでした。

 
女子をこじらせて

女子をこじらせて

 

ここまで自分を晒せるのって凄いなと思った。女であることの十字架は分からないけど、共感できる部分も多々あった。美男美女じゃないと恋愛できないとか自意識過剰なところとか。

 
お家賃ですけど

お家賃ですけど

 

言葉が踊っていた。オーエル、オーエル。

 

思ってたのと違うけど、なんだか良かった。

 

俺たちのキアヌ!脚本はイマイチだったけど、世界観が良かった。

 
監獄ラッパー B.I.G. JOE 獄中から作品を発表し続けた、日本人ラッパー6年間の記録

監獄ラッパー B.I.G. JOE 獄中から作品を発表し続けた、日本人ラッパー6年間の記録

 

海外の刑務所ってわりと自由な感じなのね。

 
ぼくは本屋のおやじさん

ぼくは本屋のおやじさん

 

延々と愚痴が続く。本を売るって難しい商売なんだな。僕の住んでいる町にはかつては四軒くらい本屋があったが、今では一軒だけだ。教科書の卸をやっているから生き残ったんだと思う。

 

 

ハッピーエンドは欲しくない
 

増田でこの作品に関する投稿をちょっと前に読んだ。たぶん本人が書き込んだんだろうと思う。たまたまKindleunlimtedで見つけて読んでみた。メチャクチャ面白かった。読み終えたあとは世界が変わって見えるような感覚がした。もっと外の世界を見ないといけない、本をしっかり読まないといけない、ちゃんと丁寧に勉強しないといけない。そんなことを思った。

 

 

よく生きるには、勉強が必要や。勉強は本を読むだけちごて、実戦することが大事や。色々な人とつきおうて、他人を妬まず愛想よくせなあかんで。新しいから言うて何でもありがたからず、また古いから言うてバカにしてたらあかんで。

 
初めて読んだけど、今でも通じることばかりだった。逆に言うと社会はそんなに変わってないということだろうか。
 

 

暴力教室

暴力教室

 

こういうのがカッコイイとされている時代もあったのか。

あのときのあの子

最近、自分が発達障害だなと思ってしまう。たぶん自閉症スペクトラムASDだ。
 
症状としては「コミュニケーションが苦手」「自分と他者の混同しがち」「0か1の極端な思考」「感覚過敏」「妙なこだわり」など。まぁ、医師の診断を受けたわけではないし、性格的な部分もある。ただ、物心ついたときから持っていた違和感が発達障害というカテゴリで解消されたことも感じている。
 
スポーツでは正しいとされているフォームがある。投げ方、走り方、飛び方、打ち方と競技によっていろいろとある。間違ったフォームというのは身体に合ってないのでどこかでムリが生じて、ケガの原因となる。ただ、ケガするまでは普通と変わらずに動くことができる。つまり、自分が間違っていたと気付けない。
 
僕は今まで間違ったフォームで生きてきたんだと思う。それが二十代後半で限界にきたんだろう。生き方を変えなければいけない。でも、それは頭ではなく身体を伴った実感や経験が必要なのだ。要はなにか行動を起こさないといけない。
 
というような振り返りばかりをしている。そこで思い出したことがある。昔、販売のバイトをしていたときに一緒に働いた女の子のことだ。
 
二十歳の大学生だった。担当する売り場が違ったので直接は知らないが、他の人から愚痴をよく聞かされていた。仕事が出来ないという文句であった。
 
いろいろとある。例えば、メモを取れない。要点だけではなく喋っている言葉を丸々書いてしまう。他には優先順位がつけられない。どうでもいいことに集中してしまう。そして極めつけはお客さんを怒らせる。ちょっとした言葉遣いやアクセントが変なので、人によっては勘に触るらしくよくクレームがきていた。
 
いま思えばあの子は発達障害だったかもしれない。そのときはそんなことは知りもしなかったので、大変な子がいるな程度にしか思わなかった。結局その子はすぐに辞めていった。
 
よく発達障害は職場でのサポートが大事だと言われているけど、あの環境の中では出来るかと言われれば微妙なところだ。なによりお客さんにとっては知ったこっちゃないだろう。
 
あの女の子には自分の能力を活かせるような職場と巡り合って欲しい。

最近の生活

季節がどんどん巡っていく。

 

このところは不調が続いている。なにをしても気分が晴れない。昔の嫌な記憶がフラッシュバックして、叫びたくなる。しまいにはなんでもない記憶すら嫌悪感が出てくる始末だ。生きづらい。

 

今週読んだもの

マイ・バック・ページ - ある60年代の物語

マイ・バック・ページ - ある60年代の物語

 

映画と原作を比べながら読むと面白い。映画だと主人公に共感したけど、原作だとちょっと距離を感じてしまった。不思議だ。

 

 

クリーピー (光文社文庫)

クリーピー (光文社文庫)

 

 映画とはずいぶん違う感じだった。

浅眠

上手く眠れない。不眠というよりは浅眠である。寝付きはそこまで悪くないが、三〜四時間後に一度目が覚めて、その後は一時間ごとに目が覚める。そしていつの間にか朝になっているのがお決まりのパターンだ。たぶん一度深い睡眠に入ったあとは、ずっと浅い睡眠が続いてるんだと思う。一時期はかなり酷くて日中はずっとボーっとしていたことがある。そのときは病院で睡眠薬を貰ってずいぶんと楽になった。いまはグリシンという睡眠サプリを飲んでいるが効き目は薄い。
 
やはり寝れないと調子が悪くなる。まずメンタルが不安定になる。些細なことでイライラして、破壊的になってしまう。理性のブレーキが壊れて何かとんでもないことをしちゃうんじゃないかと怖くなる。人が自分を笑っている、見ている、変に思われているというような妄想が現実感の重さで頭を振り回してくる。あとは怠さだ。身体が重い。映画や小説を楽しめない。無感動になってしまう。こうやってブログは書けるが、自分の状態を確認している作業だと思う。
 
定期的なものだと思うのでしばらくすればまた元の状態に戻っていく。過去の日記を読み返していても、ちゃんと寝れるときと浅眠になるときが交互にやってきている。だからなんとかやり過ごすしかないんだけど、辛いなぁ。

最近の生活

今朝は朝マックを食べてきた。楽天ポイントを使ったのでタダである。チキンクリスプを食べたけど、なんか胃にくるな。コーヒーは美味しかった。そのあと適当に散歩をする。朝日が気持ちよかった。
 
今週の始めは調子が良くなかった。億劫な気持ちになって身体が重かった。急に気温が上がったので自律神経が狂ったのかもしれない。こういうのすごく敏感になった。前は気にもしてなかったのに。
 
Kindle unlimtedの無料一ヶ月登録ができるようになっていた。定期的に復活できる仕組みなのかな。
 
栄光なき天才たち」という漫画がおもしろい。とくに島田清次郎の話は良かった。この人は大正時代のベストセラー作家だ。しかし、横暴な振る舞いで文壇から爪弾きにされ、最終的には世間からも見限られてしまう。
 
たぶん今だったらTwitterで意識高いことを連投したり、ブログでで消耗してるの?と書きかねない勢いの人。昭和初期に31歳の若さで亡くなったらしい。戦争を知らずに済んだのは幸せだったのかもしれない。それにしても、いつの時代も似たような人間っているんだな。
 
ハロワで求人を見ていると、自分に合いそうなものはたまに見つかるけど、基本はどれも出来そうにないと思ってしまう。働くの怖い。
 

今週観たもの、読んだもの

 

音楽、ファッション、役者とすっごく好みだったけど、ミュージカルシーンがあまり乗れなかった。映画館で見れば印象が変わったかもしれない。

 
ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方

ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方

 

ナリワイとは小規模な事業であり、利益よりも実感や関係性を重視する。伊藤さんは感性や感覚を大事にする人なんだろうなと思った。大正時代には三万近くあった職種が、いまやニ千に減ってるのが驚き。もちろん単純に比較できるものではないが、仕事の数が減っているのは事実だろう。これからももっと減っていくに違いない。

 

 

脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書

脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書

 

適度な運動、腹八分目の食事、しっかりとした睡眠を中心とした規則正しい生活。脳を活性化させるために、掃除や料理をやる。たまに部屋の模様替えや整理もいい。音読は効果的。文章を書くことで頭を整理できる。また、人に伝えよう、話そうと意識することで記憶力が上がり、話し上手になる。

 
やっぱり頭の中だけで悶々としてはダメだ。人間は動物なのだから、身体を伴わないと歪になる。

フルサトをつくる

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伊藤洋志×pha『フルサトを作る』を読む。
 
都市と田舎、複数に拠点を持てば生きやすくなるのではという発想から出発して、そのための考え方や具体的な方法が載っている。旅と定住の中間くらいに位置するイメージだ。
 
フルサトを作るには、人との繋がりを作り、仕事を生み出す。仕事はお金儲けだけではなく、「自給力を上げる」「関係性を作る」ことがセットになっている。
 
筆者の伊藤さんはphaさんのドキュメンタリーに登場してたけど、京大卒なのはこの本で初めて知った。やはり頭の良い人は行動力も桁違いだ。書いている文章も面白くて、人間同士の繋がりを経済と捉えている見方は印象的だった。SNSで情報発信しまくって評価経済で生きていこうぜ」というよりも「簡単な作業から付き合いを生み出していく」ほうがなんだか腹に落ちやすい。
 
都市と田舎の対比が何度も出てくる。たが、ここで言う都市は近代的なものではなく人間の密集地という側面を持っている。古代中国の役人たちが仕事に疲れて、田舎で療養していたことが書かれていて、ああいつの時代も同じなんだなと思った。
 
伊藤さんは人間の動物的な部分も重要視している。フルサトで身体感覚のチューニングするというのがすごく面白い発想だなと感じた。
 
僕の住んでいるところは都市ではない。普通の地方都市にある町だ。そこそこ自然もある。けど、家の近くは車通りが多くて、クラクションやエンジンの音が耳障りだ。とくに精神的に参ってるときはイライラしてくる。自然の音に溢れた場所でゆっくり過ごしたいと思うときがある。
 
近辺でフルサト関係のイベントや繋がりがないか調べてみた。役所が主催する移住者向けのものが多かった。まぁ、そりゃそうだろうって感じだ。もうちょっとユルイ感じのものなら顔を出してみようかなと思ったりもする。しかし、まぁコミュニケーション能力が必要だよね。
 

 

フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方

フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方