ダメケル

三十代フリーターの日記

バックレ

バナナマンのラジオをよく聴いている。その中に失踪したマネージャーが登場する回がある。


【文字起こし】衝撃!バナナマンの失踪した元マネージャーがラジオに登場!再会に日村ビックリ

 

要約すると、仕事で追い詰められたマネージャーが失踪し、四年後に偶然再会して、ラジオに強引に出てもらうという内容だ。ちなみに事務所には報告せずに出演させたため、後で物凄い怒られたらしい。

 

芸人ラジオでマネージャーの話というのは、けっこう「あるある」だ。大抵は失敗や不思議な行動を話す。特殊な仕事だから、変わった人が多い印象があった。でも、この失踪した鈴木さんっていうのは声の感じしか分からないけど、真面目過ぎたんだろうなと思う。

 

上手くやり過ごせないと失踪以上のことになってしまうからね。なんでも背負い過ぎたら良くない。

最近の生活

暑い。ひたすらに暑い。

 

オレンジ・イズ・ニュー・ブラックという海外ドラマの新シリーズが始まるので、シーズン1から見直している。女子刑務所を舞台にしたお話でとても面白い。

 

お金がちょっとヤバイ。使ったらなくなるって当たり前の話だけど、理不尽だよなぁ。

 

しかし、こう暑いと働くどころか外にも出たくない。まぁ、それは涼しい時期でも同じことなんだけど。

 

 

本を読む

ニートになってから、毎年本を百冊読もうと決めた。今年半分を過ぎたところで達成することが出来た。ちなみにこの目標を掲げて三年目。すでに三百冊の本を読んだことになる。

 

昔から人よりは本を読んでいたと思う。読書家というレベルではないが、これまで八百〜千冊くらいは読んでいるんじゃないだろうか。残りの人生を考えると、あと読める本は千〜二千、多くても三千程度だと思う。ちなみに一ヶ月に約六千冊の本が出版されているらしい。これから読める数と比べると少し寂しい気がする。

 

一年百冊というと大した量ではないかもしれない。それでも続けていれば、それなりに自分の本の読み方ができる。今日はそれをまとめてみたい。

 

読書の種類

自分は本を読むことをだいたい次の四つに分けている。

軽い本 (エッセイ、新書、エンタメ小説)
重い本 (専門書、文学、古典)
好きな本 (好きな作家の本)
必要な本(勉強や悩みを解決するための本)

軽い本は図書館で借りて、あとは買うようにしている。ずっと軽い本だと読み応えがないし、重い本や必要な本ばかりだと疲れてしまう。好きな本だけだと楽しいが広がりがない。読書に幅をもたせることで密度を高くできる。

 

読書の方法

繰り返し読む
買った本は二回は読むようにしている。ただ、図書館は返却しないといけないので一回限りが多い。

 

アウトプットする
読んだタイトルと簡単な感想はブログや日記に書いておく。大事だなと思った本はじっくり読み込んで文章にまとめる。

 

時系列や繋がりを意識する
本や作家同士の繋がりを意識すると面白い。

 

時間が経った本を読み返す
あまり手元に本は置かないけど、昔の本を読み返すと楽しい。

 


三年百冊の目標を達成できたので、これからは質を上げた読書をしていきたい。

最近の生活

暑さに身体が慣れてきた。といっても暑いものは暑い。空気が重くてベッタリと肌に絡みついてくる。なるべくクーラーの効いた部屋で引きこもっておこう。

 

朝はやく起きて、ストレッチと軽い筋トレをしている。やったところで気分は晴れないが、やらないと気分が沈む一方だ。あと音楽を聞くのもメンタルを安定させるのには有効。

 

本や映画は見なかった。集中力が続かない。ニート生活は長いけど、昔はもっと楽しいことがあった気がする。

 

とりあえず夏を抜け出すまでは頭を低くしておこう。

冒険

所用で京都に出かけた。

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相変わらず人が多い。普段は家族ともロクに口を聞かないので、人混みに酔いそうになる。街に出たときは大きな本屋に寄ることにしている。色々なジャンルの本を流し見するのが楽しい。四千円や五千円の専門書なんて誰が買うんだろうか。

 

用事はすぐに終わり、まっすぐ帰る。ちょっとしたことなのになんだか大冒険をした気分。行き交う人々はみんな社会に参加してるんだろうなと思うと、自分の現状にウンザリしてくる。

 

やはり家に籠もっているのは良くないなと思った。暑いけどなんとか外に出るようにしよう。多少気分も変わってくるはず。

最近の生活

ブログなり、ツイッターなりで文章を書くということは、少なくとも社会と繋がっていたいという意識の現れなのかもしれない。最近、そういうことがどうでも良くなってきているので、ブログを書くのが面倒くさくなっている。こんな簡単なことも続かないなんて本当に自分は駄目人間だ。思いついたり、考えたりすることはあるんだけど、それを言葉という形にするのが心底イヤになっている。頭の中でフワフワした状態で置いておきたい。でも、それは結局は何も考えてないことと同じなんだけどね。

 

雨が続いていたので調子を崩したのかも知れない。涼しいのは良いんだけど、一日中雨音を聞いていると神経がやられてしまう。昔よりも音に対してストレス耐性が落ちた気がする。

 

Netflixに加入。前に一ヶ月無料体験をしてたんだけど、時間を置いたら復活する仕組みなのかな。

 

今週観たもの、読んだもの

面白かった。トムクルーズの顔つきがだんだんと戦士になっていくのが良かった。色々とツッコミどころはあるんだけど、主人公が死んだ後の世界はパラレルワールドとして存在してるのかな。

 

やっぱり俺たちのキアヌ。

 

溺れ死ぬって怖い。

 

コラテラル (字幕版)

コラテラル (字幕版)

 

昔友達に進められて見た映画。ストーリー展開がとてもよかった。

 

森見登美彦が好きなので、あの奇妙奇天烈な世界観をどう映像化するのかに注目していた。昔、京都の木屋町でよく飲んでいたので、あの辺の雰囲気が独特のタッチで演出されているのが楽しかった。 

 

 昔見ていた。いま見返すと、主人公が切実に家族を欲しているのが切なかった。

 

 

冷血 (新潮文庫)

冷血 (新潮文庫)

 

実際にあったアメリカの強盗殺人事件をベースに書かれたノンフィクションノベル。ものすごい読み応えがあった。なぜ人は残忍な殺人を犯すのかということを考えさせられた。犯人の一人スミスは幼少時の不遇な環境で育ったゆえに、誤った倫理観や歪んだ人生観を持つようになった。しかし、その相棒や最後の「コーナー」にいる犯罪者たちはわりと満たされた環境の中で育っている。それなのに世界を憎み、残酷な事件を犯す。なんともやりきれない気持ちのまま読み終える。

今週の生活

蒸し暑くて嫌になる。早く冬がきてほしい。寒い中で暖かな毛布に包まり眠りたい。

 

親知らずの抜糸を行う。これにて歯医者終了。あとは半年後くらいに定期検診に行く。その頃には仕事をしているか、いや生きているのか。

 

ブックオフで衝動的に本を二冊購入。売ってばかりで買ったのは久しぶりだった。あとツタヤにも行く。DVDとCDをそれぞれ一枚ずつ借りる。こちらも久しぶりだ。しかしレンタルっていうのも自分の中では廃れた文化となっている。棚や商品を探すのが面倒くさかった。

 

昨日祖母から電話があった。「さみしい、死にたい」と漏らされる。聞いていて良い気分ではない。ひとり暮らしで身体もそんなに自由ではないので可哀想だとは思う。そのうち老人ホームに入るかもしれないが、いまはどこも一杯らしい。ああ、高齢化社会

 

ちょっと本格的に駄目になっている。前はもう少しやる気があったんだけど、最近は本当に駄目。前といっても三ヶ月、四ヶ月くらい前。なんだか三ヶ月後にいまを振り返ったらあのときのほうがやる気があったみたいなことを思いそう。

 

今週観たもの、読んだもの

夏子の冒険 (角川文庫)

夏子の冒険 (角川文庫)

 

三島由紀夫=難しい小説というイメージがあったけど、この本は軽やかで面白かった。自分の中で夏子のイメージは吉高由里子が浮かんだ。

 

高橋ヨシキのサタニック人生相談

高橋ヨシキのサタニック人生相談

 

衝動的に買ってしまった。宗教や社会というものに流されずにいかに個人が考え続けるかを大事としているのが印象的。他人にはナイスでいましょう。美味しいもの食べて、よく寝て、たまにいい本を読みましょう。

 

逃亡日記 (NICHIBUN BUNKO)

逃亡日記 (NICHIBUN BUNKO)

 

 吾妻ひでおという人はあんまり知らないんだけど、アル中やホームレスの話が生々しくて面白かった。

最近の生活

今週は地震があった。僕が住んでいるところはたぶん震度4、5くらい。軽い揺れが始まったと思ったら、ドーンドンドンという感じで強くなっていった。完璧に固まってしまった。頭の中では火の元は大丈夫か、靴はどこにあるかと考えていたけど、行動には移せなかった。まぁ、揺れる最中に動くのは危ないかもしれないが。

 

親知らずを抜いて一週間が経った。経過は良好で、痛みもせず腫れもせず。今週抜糸に行っておしまいだ。十年間くらい放置していたことに終わって軽やかな気分。

 

かしこいと思われたい。物知りと思われたい。趣味が広いと思われたい。でも、実際のところ頭は悪いし、物は知らないし、趣味っていうかネットで見た程度の浅い知識しかない。話が下手なくせに衝動にまかせて喋るので、だいたい変な空気になってしまう。

 

他者の視点に自己評価が入り込むことがある。他人にこう思われているというのは、自分がこう思っているというのを裏返しにしたにすぎない。

 

ダンジョンメーカーをやっている。スマホでプレイできる買い切り型のゲームだ。操作は簡単でサクサク進めるわりに戦略性もあって面白い。いい感じに頭がぼーっとできてよい。無になるときはゲームをしよう。

 

今週観たもの、読んだもの

面白かった。いわゆるグランドホテル方式で一つの場所で登場人物が出たり入ったりを繰り返しながら物語は進んでいく。それなのにどの人にも存在感があって、そこに生きている匂いがあった。この世界に入っていきたいと思わせてくれた。コメディ映画だけど、死のイメージもあって、それが深みを与えていた。

 

<あの頃映画> 拝啓天皇陛下様 [DVD]

<あの頃映画> 拝啓天皇陛下様 [DVD]

 

タイトルとパッケージで戦争映画かなと思っていた。実際は昭和初期から中期にかけて生きた変な男の物語だった。寅さん以外の渥美清というのが新鮮。

 

読者から投稿された話が集められている。どれも短くて、中には一行の話があった。クスッと笑えたり、背筋が寒くなったり、バラエティに富んでいる。本当かどうかは知らないし、なんか思い込みみたいな話もあるけど、そのツッコミは野暮なのだろう。

 

らも―中島らもとの三十五年 (集英社文庫)

らも―中島らもとの三十五年 (集英社文庫)

 

素敵な本だった。中島らもの新しい一面を発見したような気分。これ映画にしたら絶対に面白いと思った(薬物関係のエピソードがあるので色々と難しいだろうけど)らもが灘高時代に美代子さんとの出会うところがなぜか一番胸に来た。

 

殺したい蕎麦屋 (新潮文庫)

殺したい蕎麦屋 (新潮文庫)

 

ちょっと前にタブレットで注文する居酒屋が増えてきて寂しいみたいな文章をネットで読んだ。そんなに人と繋がりたいなら個人の居酒屋に行けと思った。タブレットのある店なんていうのは大抵チェーン店であり、いかにシステマチックに客をさばけるかが大事なのである。そういうところに繋がりを求めるのが馬鹿なのだ。この本はそういう本だった。