ダメケル

三十代フリーターの日記

2023年を振り返って

 2023年を振り返ると、まず一番の変化は脱ニート。今年の始め頃に働かなくてはと書いていたが、そのときにはどうせムリだろうと思っていた。しかし、色々なタイミングが重なり、仕事をするようになってしまった。

 働き出したことで、やはりコミュニケーション能力は上がったと思う。前は人と喋る時、短い会話でも緊張していたが、今は反射的に言葉が出るようになったし、簡単な雑談もそんなに意識せずにこなせるようになった。 とはいえ、今でも時々なんか上手く喋れないなーと感じることもある。まぁ、人との会話なんてだいたいやり取り出来てればいいので、言葉にこだわりすぎるのも良くない。

 他の労働のいいところを自己肯定感が上がったことである。仕事の達成感や人に感謝されるのは気持ちの良いものだ。しかし、もうすぐ40なのにバイトで大丈夫かと不安にもなる。

 

 心療内科に行きだしたことも大きな変化の一つだ。セロトニン系の薬と睡眠薬を処方してもらっているが、正直劇的な変化はなかった。 働いた外に出たことが影響してるかしれないが、メンタルの振れ幅が小さくなった感じはする。 不眠症も相変わらずで、夜中に何度も目を覚ます時期がある。薬を飲んでも大した効果を感じないが、あまり神経質になるのもよくないので、現状維持でやっていきたい。とりあえず断続的でも6-7時間の睡眠が確保できれば良しとしている。

 

 そして、今年のショックな出来事として飼い犬が死んだこと。 もうすぐ一年を迎えるわけだが、よく散歩していた道を歩くと、今でも寂しくなる。 去年の今頃はまだ元気でいなくなるだなんて想像もできなかった。 ときどきまた犬を飼いたいなと思うこともあるが、現実的なことを考えるとムリだろうし また別れることが考えると悲しい。

 

 というわけで今年を振り返ってみた。なんでもほどほどにやるのが良いのかもしれないと、しみじみと思うようになった。昔から白黒思考が強かったが、少しばかりは臨機応変に考えられるようになったのかもしれない。