ダメケル

三十代ニートの日記

キョンシー

 子どもの頃、キョンシーが怖かった。青白い顔、黒装束、独特の動き。お蓋が剥がれると暴れまわり、生き血を啜る姿に本気で怯えていた。悪夢を見たときはいつもキョンシーが出てきていた。

 87生まれなのでキョンシーブーム直撃というわけではないのだが、ビデオやテレビの再放送で触れる機会があった。夏休みはよくキョンシー系の映画をやっていた。ビビリの僕は新聞のテレビ欄を見ただけで震えて、絶対にチャンネルを回さないと硬く心に決めていた。それでも怖いもの見たさでザッピングしながら一瞬だけ映るようにしていた。

 大人になると、なんであんなに恐怖心を持っていたのか分からなくなった。子どものときは本気でどこかにキョンシーがいると思い込んでいたのだろうか。だとしてもアレは中国のお話なわけで、日本には関係ないはずだ。まぁ、そんな理屈分からない年齢だったということだ。

 アマゾンプライムで「来来!キョンシーズ!」というTVシリーズを発見する。試しに一話分見てみた。意外とアクションが凄くて驚いたし、ショタ味が強い作品だなと思った。主題歌がカッコいいなと思ってたら、作詞松本隆・作曲細野晴臣・編曲鷺巣詩郎という超豪華メンツで驚いた。