ダメケル

三十代ニートの日記

ジレンマ

NHK「働きたいのに働けない 若年無業のジレンマ」を観る。学生、二十代、三十代が集まったイベントとスタジオでのトークの二本柱という構成になっていた。
 
 
以下、感想。
 

◯自分と似ている

イベント中の質疑応答みたいなところで、三十歳、五年間無職の人が出てきた。自分と同じだと思った。気のせいか顔も似ている。その人は新卒で入った会社の長時間労働に耐えられず身体を壊し、それがトラウマになって仕事が長続きしないらしい。自分の場合は新卒のとき研修が厳しくて辞めてしまい、それ以降もブラックなところが多かった。同じように働くということに恐怖心を感じて、また失敗したらどうしようと思って動き出せない。

 
 

◯サポステ

番組中にサポステの話が出ていた。僕も昔サポステに通っていたことがある。面談をして自己分析や履歴書の添削などをやってもらっていた。個人的には合わなかった。これは相性の問題もあるし、自分の精神状態のせいだと思う。サポステ自体は素晴らしいことだ。紹介されていた施設ではフリースペースみたいなところがあったのが良さそうだった。自分が通っていたところにはなかったので。
 
 

フィンランド

フィンランド出身の方が自国の話をされていたのが興味深かった。福祉国家と知られ、実験的にベーシックインカムを行っているが、昔は日本と同じような社会問題があったらしい。人々の意識が変わっていったと話していて、日本もいま過度期なんだろなと改めて実感した。
 
 

◯仕事とコミュニティ

仕事と人間関係ついての話が印象に残っている。日本は仕事の中で人間関係が完結していることが多く、そこから離れたら社会から孤立するのが問題になっている。だから、別のコミュニティを持っていることが大事なんだけど、それが難しいと話していた。
 
この辺は個人の性格があるのでなんとも言えないところだけど、いまは趣味や好きなことがあれば上手く繋がりができやすい時代だと思う。好きなアイドルやアニメなんかのことをツイッターやブログで発信していれば何かしらの繋がりはできるんじゃないだろうか。
 
まぁ、その趣味に飽きたら繋がりにくくなるのと、最初から好きなものがない人は厳しいかもしれないが。
 
 
 
番組を通して思ったのは、軸って大事なんだろうね。でも、自分がなにがしたいのかとか分からなくなってきてる。これがやりたいって思って上っ面だけで本当は何もしたくないのかもしれないし、自分の気持ちなんて確証がないもんね。
 
観る前はニート問題を語るみたいなイメージだったけど、もっと大づかみで働くって何だろうということがテーマだった。なんだか少し前向きな気持ちになれた。