ダメケル

三十代ニートの日記

最近の生活

寒くなってきている。朝、えずくようになった。「おえっ!おえっ!」と吐き気がこみ上げてくる。実際に吐くことはない。ネットで調べるとストレスが原因と書かれていた。


ふと気づけば五年もニートをしている。最初の数年は面接やら何やら外で出ていたが、ここ一、二年はひたすら引きこもっている。ニートのブログを読んでいてもだいたい無職歴半年や一年くらいの人が多い。普通の人はその辺りでまずいと思って動き出すんだろう。

 

まぁ、ニートにも色々なタイプがいて、僕はブラック企業に入ったせいで働くのが怖くなったタイプだ。でも、最近ニュースを見ていると、自分が働いていたところはまだマシじゃないかと思う。四六時中監視したり、休みは一切なかったりとヤバイ会社が多い。そういうの見てるとまたブラックに当たったらどうしよう不安になる。

 

もちろん完全なホワイト企業なんてそんなにないし、何より未経験三十代を雇ってくれるわけない。仮にブラックでも何とか折り合いつけた場所を見つけて働くしかないんだけど。給料が安くても職場の雰囲気が良かったり、長時間でも働きやすいところであったり。自分は怒鳴られるのが苦手なのでそういうところでは働きたくない。

 

しかし、結局入って見ないことにはわからない。ネットの情報も参考にはなるが、主観が入ったり一方的なことが多い。

 

今週観たもの、読んだもの

タイガーランド 特別編 [DVD]

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ベトナム戦争へ行く兵隊の訓練のお話。意外といったら失礼だけど、面白かった。ベトナム戦争が負け戦で国中から非難されているけど、軍隊の中ではそういうなことは関係なく戦わなければいけない。でも、おそらく彼もそのバカバカしさみたいなものは気づいているんじゃないだろうか。ボズというキャラクターはそういう矛盾を一番許せない人間な気がする。軍隊という超絶理不尽ブラック空間で屈せずに個人であり続ける姿がかっこよかった。従わないやつということで周りに疎まれたり、称賛されたりという反応もおもしろい。淡々と進むし、画面も変わり映えしないんだけど、なんかいい!

 

羽虫群 新鋭短歌シリーズ

羽虫群 新鋭短歌シリーズ

 

歌集を読むのはこれが初めて。言葉を見た瞬間にイメージが広がることがあれば、何度読み直しそういうことかと胸にストンと落ちることもあった。まあ、短歌は慣れてないので半分くらいは意味が分からなかった。

 

  マイケル・ムーアがヨーロッパ各地を回り、それぞれの国の教育、労働、政治などの社会のあり方を紹介する。日本と比べるとあまりに恵まれているので驚きを通り越して笑えてきた。短い労働時間、たくさん有給休暇、上司は休暇中の部下に連絡をしてはいけない。まぁ、あくまで一部の企業しか見せてないので、他の大多数がどんな状態なのかは分からない。
 色々な解説を読んでいると、良いところだけを切り取ってアメリカ人に外の世界に目を向けてほしいというのが監督の狙いらしい。世界のどこかに自分たちが直面している問題を解決した人たちがいると知ることが希望につながるんじゃないかな。その方法がアメリカ発というのは皮肉だけど。映画のラストは世界は変えていけるし、変わっていくというメッセージで終わっている。

 ノルウェーの学校での取材中に一人の先生が「学校って幸せになる方法を見つける場所じゃない?」と言っていて、なかなか衝撃だった。日本の学校はルールを守ることや集団生活をすることばかり意識が向けられていて、個人がどうあるべきか、どう尊重されるべきかなんて考えも及んでいない。発達障害の児童なんかノルウェーの教育システムの中で伸び伸びと学べそうな気がした。
 個人が社会から尊重されてると感じれば、個人は社会を尊重する。ヨーロッパの人間観みたいなものは、日本やアメリカと根本的に違うのだろう。ただ、彼らも決して最初から上手くいっていた訳でもなく、外から思想や方法を取り入れ、試行錯誤してきた。
 個人的にアイスランドが女性が社会参加すればオールOKみたいな感じだけど、大事なのは性別ではなく個人の能力を見る社会じゃないかなと思った。
 ちなみにこれヨーロッパに住んでいる人が見たらどういう感想を持つんだろうか。こんな良いところばかりじゃないよなんて思うかもしれない。

 にしてもマイケル・ムーア年取ったな。もうハリセンボン春菜と似てなくなった。