ダメケル

三十代フリーターの日記

最近の生活

前回は勢い余ってたくさんの文章を書いてしまった。ああいう映画ネタを書くときはどうしても「ですます調」になってしまう。なるべく偉そうな感じを出したくないからだろう。映画は僕なんかより好きな人や詳しい人がたくさんいるもんね。

 

靴が壊れた。バッシュなんだけど、靴裏が剥がれてしまった。散歩中にズリと捲れてしまい、めっちゃ恥ずかしかった。もともと貰い物でかれこれ十年は使っているんじゃないだろうか。一応、予備の靴はあるけど、よそ行き用なので使うのがためらわれる。靴って微妙に高いからおいそれと買えなんだよな。

 

靴よりも深刻なのがスマホ。いまiphone6を使っているけど、秋以降のアップデートの対象から外れるという噂を見かけた。バッテリーはヘタリ気味だがまだ全然使える。このまま壊れるまで使い続けるか、新しい機種を買うか。とりあえずめんどくさいので決めるのは後回しにしよう。

 

ニートはお気楽だなんていっても、こういう突然の出費にはめちゃくちゃ弱い。

ジョーカーが楽しみすぎて

 最近、映画「ジョーカー」の予告編を繰り返し見ています。10月4日公開が待ちきれません。バットマンは映画は一通り見ていますが、コミック・アニメ・ゲームはまったく知りません。ジョーカーに関しては悪役の一人くらいの印象しかないです。

 

 じゃあなぜこの映画「ジョーカー」に惹かれるかというと、自分が好きな要素がてんこ盛りだし、いまの糞みたいな現状にジョーカーの笑い声が綺麗に響いたのです。

 

 色々と情報を集めているのですが、まだストーリーや詳しいことは公開されてません。そこで予告編やニュースサイトを見て、気になったことや考えたことをまとめていきます。

 

キングオブコメディ

「ジョーカー」は「キングオブコメディ」の影響を受けているそうです。舞台も同じ80年代です。

 


『キング・オブ・コメディ』予告編

キングオブコメディ」とは売れない芸人パンプキン(ロバート・デ・ニロー)が人気芸人のジェリー(ジェリー・ルイス)と仲良くなったと一方的に思い込み、暴走するという映画です。コメディなのに、あまりに痛々しくて見てられないシーンが多々あります。それでも最後のテレビショーに出演したときのパンプキンの表情は一見の価値があります。

 

 パンプキンは明るいというかヤバイレベルにポジティブで思い込みが激しい人物です。でも「ジョーカー」の予告編を見る限りではアーサー・フレック(ホワキン・フェニックス)は暗くて孤独な男に見えます。

 

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マレーに気に入ってもらうためにムリに笑っているのかも?

 

母親の病気

 アーサーは母親と二人暮らしのように見えます。

 

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 アーカムアサイラムの建物が映ります。コミックに出てきた精神病院です。

 

 もともと身体の弱いか障害がある母親が精神的な病気になり、この病院に入ることになるのではないでしょうか。

 

 治療あるいは入院費を稼ぐために大金が必要になります。もしかしたらそのお金を作るために人気司会者のマレーに自分を売り込みに行ったのかもしれません。

 

恋人ソフィー?

 ドーナツ屋のシーンで微笑み合うアーサーとソフィー。二人の表情は互いに好意を抱いているように見えます。

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 ソフィーは「キングオブコメディ」におけるリタとマーシャをかけ合わせたキャラクターかもしれません。アーサーがマレーを出待ちしていたところで、偶然知り合ったという展開とか面白そうです。

 

チャーリー・チャップリン

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 チャップリンとモダンタイムズの垂れ幕が下がっています。舞台は1980年代なのでリバイバル上映でしょうか。ちなみにこの建物のWAYNE HALLなので、ウェイン家と関係がありそうです。

 

 集まっている群衆はピエロのお面を掲げています。ジョーカーがゴッサムシティの人気者になっているのかもしれません。


幼き日のブルース・ウェイン

 アーサーが無理やり笑わそうとする子どもがブルース・ウェインです。

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 ブルースがバットマンになるキッカケは両親が目の前で殺されたことです。もしアーサーがブルースの父トーマス・ウェインを殺したとしたら、本作ではバットマン登場までは描かれないと思います。


 仮に続編という形で「バットマン」を作っても、劇中の時間は少なくとも二十年は経っています。となるとジョーカー自身もいい年になっているはずです。
 
 映画の中で決着をつけるには、逮捕され刑務所もしくはアーカム病院に入る。それか捕まらずに悪事を重ねていく、あるいは何者かに殺されるか自殺する。どちらにせよ後味が悪いエンディングを迎えそうです。

 

 

 以上のこと踏まえてストーリーを想像してみます。


 売れないコメディアンのアーサー。ピエロの大道芸で日銭を稼いでいる。ゴッサムシティの治安は悪くなる一方でアーサーは日々散々な目にあっている。
 そんな彼には愛する母がいる。二人でいるときだけは幸せな時間を過ごしていた。
 あるとき母の病が悪化し、アーカム病院に入ることになる。
 アーサーは治療費を稼ぐためにテレビ番組の人気司会者マレーの出待ちをして自分を売り込む。
 なんとか芸を見てもらう約束を取り付け、そこで偶然に知り合ったソフィーと仲良くなる。
 人生のどん底においてようやく希望を見いだせたと思っていたら、マレーは約束を破った。
 お金は用意出来ずに母は死んでしまい、アーサーはピエロ姿で途方にくれる。
 地下鉄の車内、悲しみのあまり笑いがこみ上げてくる。若者に絡まれるも、狂気に目覚めたアーサーは若者を皆殺しにする。
 そこで彼はジョーカーとしての自分に気づき、マレーへの復讐を決意する。

 

 

 映画についてアレコレと妄想をしている間が一番楽しいですね。

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 ステージの上で称賛を浴びているようですが、たぶんアーサーの妄想な気がします。

 

 


映画「ジョーカー (原題)」US版予告

最近の生活

phaさんの「夜のこと」を購入。赤裸々な内容であった。私小説っぽい感じかな。

 

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ダメ人間って自称しながら他人と恋愛したり肉体関係を持ったりできる人に前から違和感がある。いや、これは僕のダメの範囲が狭くて、単に捻くれているだけなんだけど。一時的にせよ人と密接な関係を築ける人間はそれだけでスゴイ。

 

どうしようもないダメ人間とどうにかなるダメ人間の違いって、結局は社会性なんだろうな。正しい社会性は無理だとしても、ダメなりの社会性があれば世の中渡っていけるけど、完璧に殻に閉じこもるようなタイプはどうにもならない。そして、僕は閉じこもるタイプ。

 

相変わらずメンタル低空飛行が続いている。なにかパッと気分転換したいものだが、お金がないとそれも難しい。そういえばこの間友人と食事をしたときに、そいつがいまアイドルにハマっていると言っていた。ちょっとマイナーなグループだそうで、行けるライブは全部参加しているらしい。一年前にファンになって、今までに費やしたお金は百万。自分も昔アイドルが好きだったこともあるので気持ちは分からんでもないが、百万って数字にはちょっと引いてしまった。

 

まぁ、自分はお金を使わない生活をしているので金銭感覚がおかしくなっていることもある。とはいえ、一年間で百万ということは、一ヶ月八万で、一週間二万となる。仮に土日両方ライブだったとしたら、一日一万の計算になる(そんな毎週土日にライブはないだろうが)こう計算したら妥当な感じが出てくる。

 

なにかやりたいことがあってもとりあえず我慢の生活をずっと続けていたので、欲望を最初から持たないようになってしまったんだよな。楽しい、嬉しいって気持ちもなるべく蓋をして生きている。仕事を始めてお金が入るようになったら、変わるんだろうか。

楽天ペイを使ってみた。

キャッシュレス決済が普及し始めているということで、楽天ペイを導入してみた。

 

レジで「楽天ペイで払います」と言ってスマホを差し出す。画面のバーコードを読み取ってもらうと、データのやり取りが行われ、値段と共に決済完了の表示がでる。一番最初に使ったときは読み込みに時間が掛かるかなと思ったけど、使っていくうちに気にならなくなった。

 

まぁとにかく簡単。あっさりと買い物ができてしまうのが驚きだ。

 

楽天ペイは他の決済サービスに比べると使えるところが少ないかなという印象。たぶんこれから増えていくんだろうけど。最近ドラックストアで使えるようになったのがありがたい。僕の買い物はほとんどドラックストアで済ませているので。

 

楽天ペイに魅力はポイントだろう。還元率は他と比べると低いが、もともと貯めている人にとってはけっこうありがたい。ここ数年、楽天ポイント還元率は下がる一方なので、楽天ペイで少しでもポイントを稼げたらなと思う。

 

現金を使わずに買い物できるのは不思議な感覚で、つい使いすぎることもあるかもしれない。だんだんと慣れていくしかないだろうか。

最近の生活

所用で京都へ行く。烏丸通を歩いていると、大きなバックを背負ったチャリンコの兄ちゃんをやたらと見かけた。たぶんウーバーイーツだろう。なんだか都会っぽくてワクワクした。土曜日だったので人が多かった。京都は観光地のわりに交通網がくっそ不便で、道が混雑しがちである。バスなんてギューギューに詰め込まれるので、目的の場所で降りれないことすらありうる。地下鉄&タクシー、あるいは徒歩を活用するのが良いでしょう。

 

ここ数日は気分が沈んでいた。いつものことなんだけど、それとは別に低気圧も一つの原因な気がする。気温の上下は対応できるが、気圧はどうにもならない。頭を低くしてやり過ごすしかない。

 

今日はちょっとマシなのでブログでも書こうと思った。書こうという気持ちだけなので特に内容はないが、それもいつものことだった。

wimaxを解約した

wimaxを解約しました。プロパイダはUQwimaxです。

www.uqwimax.jp

今回はそのときやり取りを書いています。

 

基本的に解約は電話をするしかありません。最初に本人確認のために「氏名」「電話番号」「最初に登録した四桁の数字」が必要になります。

 

解約する理由を聞かれたり、引き止めトークを受けます。適当にハイハイと答えてやり過ごしましょう。

 

最後に解約料金のことやルーターのことなどの説明があります。ルーターは購入したことになっているのでそのままもらえるそうです。

 

全体として5分〜10分くらい掛かりました。意外と確認事項が多かったなという印象。

 

ちなみに契約満了月末日と更新月以外の解約には契約解除料が発生します。僕の場合は6月が更新月だったので、5/31に解約しました。

 

7年くらいwimaxを使っていました。ネットするだけなら普通に使えますが、ゲームや動画配信は厳しいかなと思います。でも、映画見すぎて3日10Gの制限によく食らってました。

 

プランによりますが、最初の数年は割引があって料金が安いです。通信費を安く抑えたいのなら、数年後ごとにプロパイダを変えるのが良いかと。

 

僕はしばらくはwimaxなしでやっていきたいと思います。

タクシードライバー


Taxi Driver (1976) - [Official Trailer HD]

映画通と自称する人ほど語りたがるといわれる「タクシードライバー

 

なんでも形から入る自分は学生のときに映画通になるぞと息巻いて本作を鑑賞。最初はまったくちんぷんかんぷんで意味不明だった。後に本や解説を読んでから見直すとああそういうことかと分かった。

 

ベトナム戦争から帰ってきたけど、ろくな仕事もなくて孤独なトラビスはどんどん自意識を肥大化させていき、自分の正義を行おうとする、いわばこじらせた男の物語なのだ。

 

いまの現代日本で置き換えるなら、トラビスはブラック企業に入って精神をやられて退職し、いまは派遣で働いている男。マッチングアプリで丸の内系OLと知り合うも散々なデートをして振られてしまう。逆恨みして女の務める会社のイケイケな社長をぶっ殺そうと身体を鍛えるもいざ実行するときに失敗。代わりにパパ活しているJCを救い出すために、援交おじさんをボコボコにするというお話(たぶん違う)

 

三回目の視聴。やはりデ・ニーロのキレキレの演技が凄い。好きなのは選挙事務所にいるベティーを遠くから眺めるときの顔。完全に緩みきっていて可愛い。

 

改めて見て気付いたのは、トラビスの計画性のなさ。暗殺が失敗したから娼婦を助けに行くという展開もそうだけど、そのもっと前の部分で強盗の黒人を撃ち殺すシーン。これがなかったらトラビスは身体を鍛えて銃を買い揃えたところで満足していたように思う。

 

そもそもトラビスは実はベトナム戦争に行ってないという説もあって、それを踏まえると映画の見方がまったく変わってくる。よりこじらせた感が強くなる。

 

タクシードライバー (字幕版)
 

 

ビッグショット・ダディ


ビッグショット・ダディ (字幕版) (プレビュー)

 

売れない作家のランス(ロビン・ウィリアムズ)には、毎日マスターベーションに明け暮れる反抗的で嫌われ者の一人息子がいる。ある日息子が自慰行為中の事故で死んでいるところを発見したランスは、自殺に見せかけるため勝手に遺書を書き遺す。その遺書は世間から大注目を浴び、ランスが書いた嘘の日記と共に本として出版されてしまう。たちまちベストセラー作家となったランスはこの大嘘を貫き通せるのか!?(Amazonより引用)

 

かなりのブラック・コメディだった。

 

ロビン・ウィリアムズというと、子供の頃に「ジュマンジ」や「キッド」を見た記憶が強烈に残っている。大人になってからはとくに意識もしていなかったが、数年前に訃報を聞いたときはけっこう驚いた。本作では冴えない中年教師を演じている。一見すると人の良さそうに見えるのに、実はこの人性格悪いんじゃないって思わせるような演技がすごい。ある場面では泣いていると見せかけて笑っているという複雑な感情を見事に表現している。

 

死んだ息子のカイルはまぁクズなんだけど、かってに各人が自分の都合のいいカイルを作り上げる。これはなんだかいまの時代のネットやSNSの向こう側の相手や事象を自分の都合のよく解釈するのに似ているなぁと思った。勝手に自分で作り上げたものに感激して、励まされ、救われたり、反発を覚えたりみたいな。

 

お爺さんの裸をあれだけ躍動的に見せたのが素晴らしい。