先日、買い物をしているとレジでおばさんがクレームをつけていた。割引が出来てなかったらしくグチグチと小言を言っていた。普通に言えばいいのに何をそんなに怒ってるんだろうと思いながらも、無関係なのはずなのに気分が悪くなる。接客業のバイトをしていたときの嫌な記憶がどんどん頭をよぎる。こういうのは一度始まるとコントロールができない。耳元で爆発音がしてキーンとなっているみたいにしばらくは続く。ああ、嫌なものを見た。
僕はニートのくせにあまりゲームをしない。たまにスマホで昔のスーファミ作品なんかをダウンロードしてポチポチやる程度。クロノトリガーが600円だったので落としてみた。たしかソフトも持っていたはず。途中で飽きてクリアしなかったけど。久しぶりのゲームは、なんというかすごい。例えばどんなに面白い映画でも三時間続けば「長い」と思ってしまうが、ゲームだと一瞬で過ぎ去ってしまう。かといって手元には何も残らない。じゃあいまの自分がどれだけ生産的なことをやっているかと言われると、何もやってない。
抽象的なことを考えるのが好きだけど、あまりそればかりになるとバランスが悪くなる。具体性、つまりはアウトプットや行動の両輪でいかないといけない。意識はしてるんだけど難しい。
大人になると褒められる経験が少なくなる。褒められてもそれは社会的な人格であり、その人自身ではない。また、子どものうちに褒められてないと、褒めることを受け取る筋力が育たない。結果、褒められても疑り深くなる。自己肯定感が育たない。これを改善するには小さいことでも自分で自分を褒めるしかない。
今週観たもの、読んだもの
日本的な束縛からの開放みたいな?山崎努の殺人シーンが凄まじい。子どものときに見たらトラウマになりそう。
タイトルやパッケージから想像した内容とはまったく違っていた。陰惨な暴力で映画が進んでいくと思いきや、ところどころでシュールな笑いが。スキー場で遊ぶギャングたちがたけし映画っぽい。
工夫して作ってる感が良かった。でも、あの病気は根性で克服できるのか。
最初は誰の何の話か掴みづらくてよく分からなかったけど、だんだんと面白くなっていく。新聞というメディアのカッコよさみたいなのが新鮮だった。国家は誰のものかという話が興味深い。日本ではマスゴミとか言われてるけど、権力を監視するっていうのは大事なことだと感じた。
六十年代のロンドンのギャング映画。世界観が好きだけど、お話の推進力が弱かったかな。あとで調べたら実話ベースの映画だった。トム・ハーディーのスーツ姿がセクシーである。
春日太一はダンディーな人だと思っていたが、実際はこんなにルサンチマンを溜め込んでいたのが意外。載っている映画の大半がぶっ飛んでいる。やっぱり都会には名画座があって良いな。映画好きだけど、ここまでのめり込めない。
去年、この人がツイッターで「成功してない人は圧倒的努力が足りない」みたいなこと言っていて、それにひろゆきが噛み付いていた。あぁ、努力教のオジサンかと思い、苦手な人だなと思いつつ、そんな人の考えていることを知れるのが読書のいいところでもある。
学生運動、バブルと通っている人だからか、情熱がすごい。暇つぶしで本を読む僕とは正反対の読書をしている。
本好きの下剋上?司書になるためには手段を選んでいられません?第一部「兵士の娘I」
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いわゆるなろう系の本。各章は短くて読みやすいが、ジャンルのお約束ごとみたいなのを知らないので理解し辛い部分があった。