所用で京都に行く。烏丸通りを歩いていると、大きな箱を抱えた爽やかな青年に声を掛けられる。どうやら果物を売りたいらしい。「すいません、急いでますので」と言って横を通り抜ける。青年はそれ以上は追ってこなかった。
以前も同じような場所で変なババァに「電車賃ないので貸してくれませんか?」と言われたり、外国人女性に「恵まれない子どもたちのために募金を!許可証あります」と言われたりしたことがある。都会ではよくあることなのだろうか。それとも自分が気が弱そうに見えるから声をかけやすいからだろうか。
ただ、僕は気が弱い以上にケチなのでお金は一銭も払うことはないだろう。
今週観たもの
十代のときに見て以来の視聴。薄ぼんやりした記憶では、ダメ集団が一念発起してロケットを飛ばし偉そうにしている人間に一泡吹かせるという内容だと思っていた。実際はまったく違った。正直、こんなに重かったけと感じた。
世界観の作り込みが半端じゃなく、また作画技術もすごい。見返してネットを調べていたら、スタッフがほぼ二十代という事実を知ってさらに衝撃を受ける。
主人公が宗教的に感化されていくのが八十年代末期なんだろうなと思った。